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明治大学広報
第618号(2010年4月1日発行)
世界初・画期的バッティングマシンを明大が共同開発
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 明治大学と(株)エム・アール・コーポレーションは、秒速数10メートルの噴流の力で宙に浮かせたボールを打つ、世界初となるティーバッティングマシン「Jet Hitter(ジェットヒッター)TM」を共同開発し、特許を出願した。

 これは、理工学部機械情報工学科の小山紀教授が、技術面で開発や監修に携わったもので、ボールを宙に浮かせるアイデアは明大側の発案。

 通常のティーバッティングやトスバッティングと異なり、ひとりで練習できるのが大きな利点。滞空するボールの高さも自由に調整可能で、ミートポイントやストライクゾーンを確認しつつ練習することができる。

 さらにボールの縫い目などの形状により、ボールが空中で回転したり上下に揺れるため、ストレートから変化球まで確実にバットの芯で捉える格好の練習になるという。

 実際に試し打ちを行ったプロ野球チームの若手有望選手も、「より実戦向きの練習法」と絶賛。マシンには約70個までボールが入り、硬式・軟式いずれも使用できる。

 同社では、すでに複数のプロ野球球団にプレゼンテーションを行っており、今後はインターネット上での販売も行っていく方針とのこと。



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