明治大学国際教育センターでは、夏期休暇中に５カ国８校で夏期海外語学研修を実施する。英語研修は、イギリスのシェフィールド大学、ケンブリッジ大学、カナダのヨーク大学、マクマスター大学で実施され、カナダのユーコン・カレッジでは英語を用いた環境・リーダーシップ研修が実施される。また、フランスのアリアンス・フランセーズ・トゥールーズ校でのフランス語研修、オーストリアのウィーン大学のドイツ語研修、そして本年新たにスペインのアリカンテ大学でのスペイン語研修の実施が予定されている。応募受け付けは５月１９日の予定。

研修旅行や課外活動でその国の文化に触れる

　夏期海外語学研修は、外国語能力の向上を図るだけではなく、コミュニケーション能力の向上や、異文化体験を通して人間的な成長を図ることを目的に、毎年夏期休暇中に実施されている。プログラムはそれぞれ約１カ月間で、語学授業を中心に研修旅行や各種課外活動で構成され、これまで延べ１４００人の明大生が参加している。本年は、学生の幅広い興味関心に対応するため、新たにスペインのアリカンテ大学でスペイン語研修を実施することが決定した。美しいアリカンテの街で、スペイン文化に触れながらスペイン語力を身につけることができる魅力的なプログラムとなっている。

　英語研修はすべて協定校で実施され、明大生のために企画・立案されている。シェフィールド大学（８月１〜３１日）の研修ではイギリス家庭でホームステイをしながら、英国文化を実体験できるのが特徴。ケンブリッジ大学（８月６日〜９月７日）での研修は、英語を学ぶだけではなく、アカデミックな授業を実際に同大学の教授陣から受けられる。

　カナダのヨーク大学（８月１〜２９日）での研修は、日本とカナダを比較し、英語を使いながらカナダの多文化を学ぶ授業が中心。カナダの大自然の中でのキャンプも含むダイナミックなプログラムが組まれている。マクマスター大学（８月１〜２７日）での研修は学生のレベルに応じたきめ細やかな授業が毎年好評で、プログラム後半には３日間のニューヨーク研修旅行も予定されている。

　ユーコン・カレッジ（８月１７日〜９月５日）で実施される研修は、カナダの雄大な自然の中でのキャンプを通して環境について学び、さらにチームワークやリーダーシップを身につけることができる画期的なプログラムである。研修後は冬季オリンピックで話題になった、バンクーバーでの滞在も予定されている。

　英語研修だけではなく、世界各国の学生と一緒に学べるアリアンス・フランセーズ・トゥールーズ校（８月１〜３１日）でのフランス語研修、オーストリアのウィーン大学（８月１〜２９日）でのドイツ語研修も近年参加する学生が増えている。本年新たに実施されるアリカンテ大学（８月１〜３１日）でのスペイン語研修も、参加者のレベルに合わせたクラスを選択できるので、初心者でも参加が可能。これら多国籍プログラムは、世界各国に友人を作ることができるのも魅力のひとつだ。

　参加希望者には、日本語での志望理由書の提出が課せられているほか、英語研修希望者にはリスニング試験、仏語研修希望者には筆記試験（ともに５月２２日実施予定）が行われる。募集要項は、各学部窓口、各キャンパス教務事務室、国際教育事務室で配布している。なお、日程は変更となる可能性があるため、詳細の問い合わせは国際教育事務室（TEL０３─３２９６ ─ ４４８８）まで。 　



国際教育センターによる短期語学研修情報

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