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明治大学広報
第621号(2010年7月1日発行)
就任所感
「明治大学の日本語教育の充実を目指して」

日本語教育センター長 林 雅彦
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 21世紀の今、世の中はますます国際化が進んでいます。そこでは、相互理解に基づく各国間・各地域間の交流が強く求められ、グローバルで考えるべき幅広い素養を持つことが必要不可欠となっています。  

 グローバルで考えるべき幅広い素養の滋養は、学生一人ひとりが、種々様々なことを学び・考え・行動し、多くの人々と交流することから始まります。彼らが本当の意味での国際人として活躍できる基礎を身に付けられる場となることは、大学の重要な使命の一つでもあります。  

 明治大学は文部科学省の国際化拠点整備事業(グローバル30)に選ばれ、「世界に開かれた大学」を目指して国際化を進めています。  

 日本語教育センターは、こうした国際化の一環として、それまで「国際交流センター」が所管していた業務である留学生の日本語プログラムをさらに発展・拡充させることを目的に、国際連携機構のもと、2010年10月に設置されました。  

 留学生がより快適で充実した留学生活を過ごせるよう、日本語教育の面からのサポート体制の強化に努めています。  

 母国を離れ、外国で生活する留学生には、学習上で、日常生活上で、あるいは経済的な面で、様々な問題が生じます。それを日本語で解決することは決して容易なことではありません。日本語を学ぶ留学生や日本語で学ぶ留学生、日本での就職を目指す留学生などに、彼らの目的に応じた多様なプログラムを提供し、魅力ある人材として世界に飛び立つことを支援します。  

 明治大学には、長年にわたり実施されてきた学部あるいは学部間共通外国語としての日本語科目があります。このような歴史のある既存の科目との連携を図りながら、明治大学の日本語教育をさらに発展・拡充させ、本学の日本語教育制度の整備を進めて参りたいと思います。  

 日本語教育センターの活動に、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。  

 (法学部教授)



国際交流・留学

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