第622号(2010年8月1日発行)
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人事院は6月22日、中央省庁の幹部候補となる国家公務員採用一種(キャリア)試験の2010年度合格者を発表した。明大からは9人が合格(前年度10人)し、うち女子は1人だった。
今年度の申込者数は2万6888人(前年度比4702人増)、合格者数は1314人で昨年度に比べ180人(12%)の減少となった。応募者総数に対する倍率は20.5倍(同5.6ポイント増)。20倍を越えたのは02年度以来8年ぶり。公務員の人件費圧縮のため政府が打ち出した新規採用抑制方針などが影響したと見られる。
女性の合格者は272人。全合格者数に占める割合は20.7%で過去最高となった。
明治大学の合格者の区分別内訳は、法律7人(女子1人含む)、経済2人。
合格者は、合格発表日の翌日から行われる官庁訪問や、各府省による面接などを経て、おおむね2011年4月に採用される。政府方針を受け、最終の採用予定は昨年度より66人減の531人に絞られる。
国家試験指導センター
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