明治大学就職キャリア支援センター（センター長＝伊藤光副学長）は７月１５、１６日、中央大学・法政大学・日本女子大学の各キャリアセンターなどと連携し、４大学合同の企業説明会を明大駿河台キャンパスアカデミーコモンで開催した。

　これは、明治大学をはじめとする４大学に在籍する学生のうち、２０１１年３月卒業・修了見込者のみを対象に、４大学の学生の採用を強く希望する企業・団体が参加して行われたもの。他大と合同での企業説明会は、昨年に引き続き２回目。今年は障がい者採用、留学生採用を行っている企業も多く参加した。

　説明会は、参加企業の入れ替えによる４部構成で、２日間で約１３０の企業・団体が学生に企業説明を実施。会場には多くの学生が詰めかけ、４大学合計で延べ約２３００人が参加した。

　参加学生からは、「就職サイトに掲載されていない企業の話が聞けてよかった」、「参加者がとても多く、就職戦線の厳しさを実感した」といった声が寄せられた。

　参加企業側も、「学生の多さに驚いた。より真剣で優秀な学生の採用につなげたい」といずれも意欲的だった。

　杉林宏茂明大就職キャリア支援事務長は、「昨年を上回る数の企業が参加したが、厳しい採用状況に変わりはない。とにかく、ひとりでも多くの学生が内定を得られるよう引き続きサポートしていきたい」と表情を引き締めた。



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