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明治大学広報
第623号(2010年9月1日発行)
生田第二校舎1号館建替計画(仮称)が起工
2012年4月使用開始予定
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 明治大学は7月29日、生田第二校舎1号館建替計画(仮称)の地鎮祭を、建設地である生田キャンパスで執り行った。建替計画は明治大学創立130周年記念事業の一環として位置づけられ、教育・研究施設として実験室や研究室などを整備し2012年4月の使用開始を予定している。

 現地で催された地鎮祭には、長堀守弘理事長、納谷廣美学長はじめ大学役員・役職者が参列、工事関係者らとともに工事の無事を祈願した。

 長堀理事長は直会の席で、日本は科学技術立国であり、その中にもうひとつ“創造”を加えた“科学技術創造立国”が21世紀の日本の姿ではないかと前置きした上で、「その礎をつくる教育実験棟になることを願う」と期待を込めた。

 続いてあいさつに立った納谷学長は、「生田から新しい科学技術を発信できるような場所になってほしい」と語るとともに、より地域に密着した大学、キャンパスにしたいと決意を述べた。

 生田第二校舎1号館建替計画(仮称)は『知を創造し発信するガーデンキャンパス』にふさわしい地球温暖化ガスの削減や自然環境にも配慮した設計で、明治大学初の免震構造となっており、安心して教育・研究できる環境が整備される。

 新設される建物は、第二校舎D館(仮称)本棟と別棟の2棟からなる。本棟は、鉄筋コンクリート造の地上7階建てで、延床面積は約1万570平方メートル。機械系実験室・研究室、資料室、基礎化学実験室、薬品庫、応用化学実験室・研究室、ラウンジなどが整備される。別棟は、鉄筋コンクリート造の地上2階建てで、延床面積は約800平方メートル。重量機器に耐えうる床と、クレーンなどの天井高を必要とする機械系実験室、研究室などが整備される。2012年4月から使用開始予定。

免震構造・制震構造

 免震構造とは、建物基礎と上部構造を分け、間に積層ゴムをはさみこんだ構造で、地震の揺れを積層ゴムによって、ゆっくりとした水平方向の動きに変え、地震力を低減させる仕組み。
 駿河台キャンパスのリバティタワー、アカデミーコモンは制震構造が採用されている。制震構造は地震エネルギーを制震装置で吸収し、地震時の揺れを低減させる。中低層建物には免震構造、高層建物には制震構造が適するとされている。




明治大学創立130周年記念施設整備計画

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