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明治大学広報
第623号(2010年9月1日発行)
《校友会特集》
明治大学と国際化
理事長 長堀 守弘
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 昨年から向殿校友会長のもと、「明治はひとつ」というキーワードで校友会組織の結束を固めております。一方、大学は、教学および法人が一致団結して、学生目線における満足度の高い教育の提供に努力しております。

 大学といえども、ヒト・モノ・カネ・情報は経営の基本であります。現理事会は3年目を迎えましたが、教職員出身理事の他に、ゼネラリストである校友を理事として融合し、均衡の取れた経営判断を図っております。理事会は、いわゆるUSR(大学の社会的責任および社会貢献)について、正義・公正・公平な姿勢を持ち、内外に示すことが本学の存在意義だと考えております。

 さて、昨年「国際化拠点整備事業(グローバル30)」の拠点校に選定されました。これは偉業であります。しかし、その分、負荷も大変多く、名実ともに国際化を謳うためには、「実」である制度および施設等を責任もって整え、さらなる拡充が必要不可欠であります。

 来年、本学は創立130周年を迎えます。その一事業として、「アジア5大学長会議」を計画しております。今から約100年前、創立30周年には、西園寺公望内閣総理大臣をはじめ、文部大臣、他5大臣、東京府知事、東京市長、渋沢栄一男爵等、日本を代表する方々が本学に御来臨されました。また、ペンシルバニア大学、コロンビア大学、そしてシカゴ大学の3大学と留学生協約を結びました。100年前に他大学に先駆けて国際化政策を掲げてきた本学の姿を鑑み、現代における新たな形として実現したいと考えております。

 明年の130周年は次なる150周年に向けて、地盤を固めた上で中身の充実を図ります。今や本学は受験生志願度全国1位の大学であります。しかし、国際化政策以外にも課題は山積しております。明治大学がいつの時代も光り輝き続けることができるよう、諸課題を鋭意検討・議論し、解決を図ってまいります。そして、社会が求める人材育成を心掛け、教育・研究の両面において、本学が日本を、さらには世界をリードできるような道筋を作り上げたいと存じます。

 結びにあたり、代議員をはじめ校友の皆さまは大学の資産であります。皆さまの御健勝と御多幸を祈念し、今後も熱い母校愛を捧げていただき、引き続き大学経営に対しての御理解を賜りますようお願いいたします。



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