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明治大学広報
第624号(2010年10月1日発行)
新任教員研修を開催
−双方向授業クリッカーの紹介など−
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 明治大学教育開発・支援センターの専門部会であるFD・教育評価専門部会(部会長=桑森真介学長室専門員、商学部教授)は7月24日、新任教員研修を駿河台キャンパスリバティタワーで開催し、34名の新任教員が参加した。

 この研修は、2010年度に任用された専任教員および特任教員を対象に、明治大学の教育理念、教員としての心構えなどについての理解を促すとともに、教育効果をあげるための研究と工夫を積極的に推進し、今後の授業改善につなげてもらうことを目的にしたもので、4月に続き2回目の開催となる。

 研修の冒頭、納谷廣美学長があいさつに立ち、「本学が今後も質の高い教育を展開し、国際的にも高い評価を得るには現場の教育改革・改善が必要である」として、本学のFDの取り組みを紹介し、明治大学の教員としての心構えを伝えた。

 次に教育開発支援センター長である伊藤光副学長(教務担当兼教務部長、理工学部教授)が学生の入口と出口にあたる「入試」と「就職」について本学の現状を話し、入試業務への対応や、就職活動を行っている学生への対応などについて説明した。

 続いて、桑森部会長と伊藤直樹文学部准教授による「学生との双方向授業の可能性〜クリッカーによる」、「心の病を抱えた学生の理解と対応」と題した講演が行われた。

 桑森部会長は教育方法の改善方策の具体的な取り組みのひとつとしてクリッカー(写真)を紹介。実際に操作を行いながら、情報通信技術を活用した双方向型授業について説明を行った。

 臨床心理士でもある伊藤准教授は、学生相談室への来談学生数の推移などを示した上で、大学生が抱える主な精神疾患の特徴と対応のポイントを説明した。

 参加教員からは、「クリッカーを利用した授業に興味を持った」「学生対応の参考になった」などの感想が聞かれた。

 FD専門部会では今後も研修のほか、学生による授業評価アンケートや講演会・シンポジウムなど、授業改善に資する取り組みを実施する。



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