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明治大学広報
第624号(2010年10月1日発行)
就職特集 
―2012年就職希望者に向けて先輩からのメッセージ―

「ネガティブ経験をプラスに!」
東京都特別区(板橋区)内定 文学部4年 樋脇 史子
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 私は大学3年生の始めから、公務員になるため塾に行き始めました。8月は川崎市でインターンシップをして、12月を過ぎたころから本気で勉強を始めました。途中でOG訪問、セミナー参加をしました。論文・ニュース対策、面接対策は年が明けてから始め、3月、4月が追い込み勉強でした。

 就職活動を振り返るとインターンシップ経験がとても重要でした。私は自分の専攻する心理が活かせる場所を選び、発達障害の子どもたちを世話する川崎市の施設に1週間行ってきました。しかし、事前に勉強したことは全く役に立たず、赤ちゃんの抱き方を保護者に教わっているような状況でした。失敗もあり、辛いこともたくさんありましたが、その状況で自分は何ができるのか?不得手な分野にどう対処するか?といったことを真剣に悩み、自分なりの答えを見つけていきました。この経験は面接官の関心を集め、ネガティブな経験をプラスに転じる力は大事だと言われました。

 公務員で内定をいただけた理由は、インターンシップ経験と10年続けた茶道を上手くアピールできたことだと思います。これは就職キャリア支援センターで面接対策をしていただいたことが大きかったです。「他人に聞いてもらう」だけでなく、「人の話し方を盗む」ことが大事です。

 就職活動は不安なことが多いですが、「これ以上やることがない!」と思えるまでやれば肝が据わります。最後は自分を信じて体調に気をつけて臨んでください。



就職キャリア支援センター

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