明治大学体育会水泳部の秋山里奈（大学院法学研究科博士前期課程１年）が、８月１５日から２１日にかけてオランダ・アイントホーヘンで開催された「ＩＰＣ（国際パラリンピック委員会）水泳世界選手権大会２０１０」１００ｍ背泳ぎ（視覚障がいクラス１１）に出場し、世界新記録を更新する１分２０秒２６の好成績で銀メダルを獲得、１００ｍ平泳ぎと５０ｍ自由形（同）でも７位入賞を果たした。

　秋山は、２００７ジャパンパラリンピック水泳競技大会で当時の世界記録を１秒以上更新する記録で優勝。翌２００８年の北京パラリンピックの出場権を得たが、同大会では背泳ぎＳ１１の種目が廃止されることになり、自由形での出場を余儀なくされた。迎えた北京パラリンピックでは、５０ｍ自由形Ｓ１１を８位でフィニッシュしている。

　本来の背泳ぎで臨んだ今大会は、メダルにこだわって練習に取り組んできた。世界新を記録するも惜しくも金メダルを逃した。悔しさが残ると振り返るが、堂々たるタイムで２位、銀メダルを手にした。




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