第625号(2010年11月1日発行)
|
2010年新司法試験の合格祝賀会が10月7日、駿河台キャンパスリバティタワー23階の岸本辰雄記念ホールで開かれた。
今年の合格者は、昨年より11人減の85人(本紙第624号既報)。会場には合格者や関係者が集い、互いの健闘を称え合う笑顔が溢れた。
祝賀会では、合格者へ向けて納谷廣美学長、長堀守弘理事長、山本進一明治大学法曹会長、河内隆史法科大学院長から祝辞が贈られた。納谷学長はあいさつで、合格は法曹としてのスタートとした上で、「法科大学院に進学した時の初心を忘れず、世界で活躍する法律家になることを期待する」とエールを送った。
合格者を代表して、既習者コースの田中真之さんは、「勉強を続けられたのは奨学金のおかげでとても感謝している。試験合格に満足せず努力を続けたい」。未修者コースの秋元恵さんは、「合格は丁寧に質問に答えてくれた先生、法制研究所の先輩たちの実践的なアドバイスや友人たちのおかげ。これからは企業法務や民事などの経験を積んで、将来は母校で実務家教員として後輩の指導にあたりたい」と感謝や今後の抱負を述べた。
前のページに戻る
|
秋元さん(左)と田中さん |