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明治大学広報
第625号(2010年11月1日発行)
植物工場基盤技術研究センター(仮称)
安全祈願祭を執り行う
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 学校法人明治大学は9月29日、植物工場基盤技術研究センター(仮称)の安全祈願祭を、建設予定地の生田キャンパス26号棟解体跡地で執り行った。

 祈願祭には、米山勝美学務担当常勤理事、三木一郎理工学部長、田畑保前農学部長はじめ大学役員・役職者らが参列、工事関係者らとともに新築工事の無事を祈願した。

 米山学務理事は祭典終了後あいさつに立ち、「都市型農学を研究する本学にとって、このセンターは植物工場における栽培管理の研究基盤となる」とその設置の意義を改めて説くとともに、「都市部での農産物栽培・地産地消が実現し軌道に乗れば、食糧供給の安定化のみならず、流通コストや温室効果ガスの削減も期待できる」と、その副次的な効果にも期待を寄せた。

 同センターは鉄骨造の地上2階建てで、植物工場、技術指導兼企業相談室、企業研修室、栽培環境制御室、培養室、共同研究室、倉庫などを備え、延床面積は約409平方メートル。設計上の特長としては、病原菌フリーの安全な野菜生産システムを導入していること、研究活動を妨げることなく施設内部の見学が可能な動線を実現していることなどが挙げられる。2011年4月からの使用開始を予定している。



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期待を語る米山学務常勤理事
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