(独)日本学術振興会は8月25日、2010年度文部科学省科学研究費補助金における「研究活動スタート支援」の交付内定を発表し、明治大学からは6件が採択された。 この補助金は、昨年度までの「若手研究(スタートアップ)」が変更されたもので、研究期間が柔軟化され、応募資格も前年秋の時点で科研費に応募できなかった者を対象として、研究活動スタート(あるいは再スタート)を支援するもの。 今回採択された明治大学のおもな研究課題、研究代表者は別掲のとおり。 2010年度科学研究費補助金 「研究活動スタート支援」交付内定研究課題および研究代表者 ▽古代日本文学における「交易」の研究─日本海地域を中心に 堂野前彰子 文学部兼任講師 ▽後朱雀朝・後三条朝の歴史叙述と『源氏物語』の研究 高橋麻織 研究・知財戦略機構ポスト・ドクター ▽九世紀漢文学史における「貞観の治」と文章経国思想 木下綾子 研究・知財戦略機構ポスト・ドクター ▽日本列島東半部における最終氷期極相期の適応戦略・資源利用技術に関する研究 岩瀬彬 研究・知財戦略機構共同研究員 ▽粘土帯土器文化を中心とした先史・古代の朝鮮半島における社会複雑化の研究 中村大介 研究・知財戦略機構ポスト・ドクター ▽ホモロジカル予想の研究とその応用 下元数馬 研究・知財戦略機構ポスト・ドクター 研究・知財推進機構 日本学術振興会 科研費「研究活動スタート支援」について 前のページに戻る