多摩区・３大学連携協議会主催のコンサートが１０月２日、川崎市の多摩市民館ホールで開催され、明大公認サークルのニューウェーブジャズオーケストラが出演。ビッグバンドジャズの迫力で会場を盛り上げた。

　このコンサートは、２００５年１２月に川崎市多摩区役所と同区内に立地する３大学（専修大・明治大・日本女子大）との連携による、地域社会づくりに取り組むため発足した多摩区・３大学連携協議会活動の一環として行われたもの。

　開演に先立ち、多摩区の門ノ沢俊明区長は、「市内の音楽資源を活かして『音楽のまち・川崎』を推進している。今日はみなさまに楽しんでもらいたい」とあいさつ。幹事校の日本女子大の小山高正副学長は、「大学の知的財産を地域に活かすことが重要。箱根駅伝でも活躍する明治大学と専大の両雄をとりもつ女子マネージャーのように、今後も連携を強化していきたい」と語った。

　コンサートは専大の混声合唱団カッパコーラス部の合唱にはじまり、日本女子大の箏曲（そうきょく）倶楽部の琴演奏に続き、最後にニューウェーブジャズオーケストラが登場。『ティファニーで朝食を』の主題歌「Ｍｏｏｎ Ｒｉｖｅｒ」など６曲を披露。思わず体を動かしたくなるスウィングジャズステージで約３７０人の観客を魅了した。



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