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明治大学広報
第625号(2010年11月1日発行)
《2010 夏の成果報告》
明治大学和太鼓サークル「樂打」
「明大初の和太鼓自主公演『HAPPY−BEAT 2010』!」

文学部3年 石川亮
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 高校時代初めて和太鼓の演奏を目にし、和太鼓の魅力にとりつかれた私は「和太鼓の魅力を多くの人に伝えたい」。その一心で、明治大学初の公認和太鼓サークル「樂打(らくだ)」を立ち上げて、ボランティアや地域貢献等の活動を行ってきた。そして今年の9月26日、その集大成として和太鼓の自主公演「HAPPY ─ BEAT 2010」を駿河台キャンパスアカデミーホールで開催した。

 当日は500人以上のお客様に来ていただき、3時間もの演奏会は大成功で幕を閉じた。

 この成功の裏には、多くの方の協力があった。そのひとつとして「明治大学創立者記念宮城浩蔵奨学金」がある。文化、芸術、ボランティア等の分野において新規活動にチャレンジする学生を助成するといったもので、書類審査と面接の結果、私たちのこれまでの実績を評価していただき、大学から助成金をもらうことができた。このようにたくさんの協力があって、私たちは最後まで諦めず自主公演をやり遂げることができたのだと思う。

 日本の伝統文化である和太鼓が独立した音楽として扱われ始めたのもここ数十年のことであり、和太鼓自体もまだまだマイナーである。大学でもいくつかの和太鼓サークルは存在するが、費用の面、騒音の問題、太鼓施設の不足により、サークルとして継続していくことはとても難しいのが現状だ。そんな中、今回の自主公演では中央大学「鼓央」、文教大学「楓」にも友情出演してもらい、他大学との交流を持って「和太鼓を通じて伝統文化を伝える活動」を行うことができたのは、私たちにとって大きな一歩だと思う。

 これからも様々なことにチャレンジし続け、多くの方に和太鼓の魅力を伝えていきたい。



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