このほど、商学部小川智由ゼミナールの学生が千代田区と連携してフリーペーパー「Ｃｈｉｙｏｍｏ（チヨモ）」を発行した。これは千代田区が街の活性化を目的に主催するキャンペーン事業を紹介するもので、キャンペーン内容や加盟店舗の紹介、千代田区の街の魅力や新しい発見などが特集記事として学生目線で紹介されている。

　小川ゼミでは２００６年より毎年千代田区と提携したフリーペーパーを発行している。「チヨモ」というタイトルは昨年に続き２回目。「チヨ田区をモっと」をもじったもので、この冊子をきっかけに、千代田区に興味を持つ人が増え、区がより一層活気あふれる街になればという思いが込められている。

　今回のコンセプトは『つながり』。「配り終わったその先につながりを構築する冊子」を目指している。「エコ」「文芸」「活気」と異なる切り口に千代田区を掛け合わせた特集記事など、今年も読みごたえ満点な内容だ。２年生１５人を中心に３・４年生を含めた総勢５７人が夏の酷暑の中、営業から取材、制作まで力をあわせて取り組んだ。店舗紹介ページで取り上げた７６店舗のうち、７２店舗にはＱＲコードを掲載。これは携帯サイト『みせめぐ』と連動しており、より詳しい店舗情報にアクセスできる。

　チヨモはＢ５判・全５２頁。発行部数は２万部で、掲載店舗や区内主要施設、地下鉄の駅などで配布されている。

（写真提供：千代田区広報広聴課）



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