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明治大学広報
第625号(2010年11月1日発行)
鯖江ブランドの創造
明大生が活性化アイデア提案
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 学生のアイデアで地域活性化を目指す「鯖江ブランド創造プロジェクト」に参加した学生28人は9月16日、福井県鯖江商工会議所で、鯖江市を活性化する7つのアイデア提案のプレゼンテーションを、市民、市長ら約100人を前に行った。

 このプロジェクトは文部科学省の「大学教育・学生支援推進事業」学生支援推進プログラムの採択を受けた取り組みで、多角的に物事を見る力を身につけることを狙いとして就職キャリア支援部が実施したもの。

 参加学生は8月から同県東京事務所などの協力を得て、福井県や鯖江市の文化、産業について講義を受けた後、7グループに分かれて具体的な提案企画作成に着手した。8月下旬には2泊3日の現地調査を実施し、より魅力的な鯖江ブランド構築を目指した。

 グループ別の提案タイトルは次のとおり。
(1)みんなで育てる鯖江ブランド −鯖江の色いろ
(2)「子」を強くする農策 −離乳食を鯖江ブランドに
(3)Love Birds Project −おしどり夫婦の手づくり旅行
(4)鯖メン動会 −イクメンのまち鯖江
(5)いずれ「木」になるSABAE計画
(6)『14歳のインターン』 −これからの「鯖江」の話をしよう
(7)鯖江に若者が集まる、夏。

 第3グループが福井新聞社社長賞、第6グループが鯖江商工会議所会頭賞、第5グループが鯖江市長賞をそれぞれ受賞した。プロジェクトに参加した山口真人さん(政経1)は、「はじめてのグループワークで協働の大切さを学んだ。現地調査では事前学習とのギャップに驚いたし、出会いもあった」と充実した1カ月半を振り返った。

 当プロジェクトの成果は、11月15日に駿河台キャンパスで報告される。あわせて活動報告展示が同月18日から23日までアカデミーコモン1階で予定されている。

 また鯖江市では、今回の学生アイデアの具現化が検討されており、創立者の一人、矢代操の出身地でもある同市と明治大学のますますの連携協力の発展が期待される。



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鯖江市めがね会館での取材
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