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明治大学広報
第625号(2010年11月1日発行)
商学部生がJTB社長に新事業を提案
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 商学部と旅行会社(14)JTB法人東京との産学連携による講座「サービス新事業開発の考え方とその手法を学ぶ」(担当=菊池一夫商学部准教授)を受講した学生52人が、学習の成果発表として同社川村益之代表取締役社長らを招き、新事業提案のプレゼンテーションを9月16日、駿河台キャンパスアカデミーコモンで行った。

 本講座は文部科学省の「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」の採択を受けた「特別テーマ実践課目」の一環として開講されたもの。本年前期の開講期間中、同社事業開発部長である久保田達之助氏を講師に迎え、旅行業界の現状や課題について講義を受けたのち、2〜4年生52人が10班に分かれて「旅」に関する新事業アイデアをまとめた。

 プレゼンでは、「終電後のホテル空室活用ビジネス」「スマートフォンを活用した旅行ガイドと写真アルバムのサービス」など、学生生活の身近な視点から生まれた新鮮な着想が披露された。

 質疑応答では、「社会的意義は高いけれど収益構造が見えない」など、プロ目線の忌憚のない意見が出され、双方本気のやりとりに教室内は熱気に包まれた。

 発表を終えた学生は、知識や視点の深さに舌を巻きながらも「非常に恵まれた機会だった」と充実した表情を見せた。

 川村社長は総評として、「どの発表も良くまとめられていて高レベル」と期待以上の成果に笑顔を見せながら、「実務では教科書どおりにいかないことの方が多いが、理論を学ぶことで失敗や成功の要因がわかる。実社会で結果を出すと凄い感動が仕事を通じて得られる。学生時代にしっかり勉強して社会で役立てて」と激励した。

 本講座の様子は、商学部ミエ・ログ!(http://mieruka.meiji.jp/)で見ることができる。



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どの班も力強く堂々と発表


川村社長も本気で質疑
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