神田界隈にはかつて多くの中華料理店が点在していた歴史があります。 そこで現在、さまざまな日中交流イベントが企画されています。

　本学が明治法律学校と称していた１８９０年代後半頃から、神田界隈には中国人の留学生が非常に多く居住していたと言われています。この留学生ブームは、日清戦争（１８９４〜９５）後、西洋文明化された日本の国力を目の当たりにして起こったものと推測されています。一時期は数千人もの中国人留学生が神田周辺で暮らしていたと言われ、これらの留学生相手に、中国人経営者による中華料理店が数多く点在していたようです。

　そこで企画されたのが「神田中華街の再現」です。具体的には神保町周辺の中華料理店にご協力をいただいての「味の祭典」や、中国人留学生との交流を深める催し、あるいは学生による中華獅子舞や龍舞、京劇などの文化交流などです。「日中交流」や「神田中華街のＰＲ」等をテーマに、さまざまな視点からのイベントを計画しています。



明治大学創立１３０周年記念特設サイト

前のページに戻る