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明治大学広報
第626号(2010年12月1日発行)
国際交流特集
「世界に広がる協定校」
副学長(国際交流担当) 勝 悦子
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 海外の大学と学術交流協定を締結する協定校の数は2010年末に140を越えることが見込まれています。近年その数はハイペースで増大していますが、とりわけ2009年7月に国際化拠点整備事業(G30)に採択されてからは実に40校を超える増大となりました。このうち交換留学生など学生交流協定のある大学は91校となります。

 地域別でみると欧州42校、北米21校、アジア62校などと欧州とアジアが多いのが本学の特徴です。韓国および中国が突出していますが、本学が日仏共同博士課程や日加戦略的留学生交流促進プログラムの議長校であることなどから、フランス、カナダの大学との協定も多くなっています。最近では、モスクワ大学、アブドラアジズ国王大学(サウジアラビア)、サンパウロ大学(ブラジル)、メキシコ国立自治大学など、G20のトップスクールとも協定が結ばれ、地域の一層の広がりが見られます。今後は旧東欧諸国やアセアン諸国など成長著しい新興国のトップ校との協定、欧米の日本研究に秀でた大学との協定、および日本人学生の英語力向上を目的としたアメリカ、イギリス、豪州を含む英語圏の大学との学生交流協定の締結に注力することが望まれます。

 協定は、教育・研究の高度化を目的に結ばれるものです。その意味で、学部、研究科、インスティテュートなど部局間協定の充実も重要で、とりわけ大学院、研究機関による学術協定は、本学の研究の強化にもつながります。例えば先端数理科学インスティテュート(MIMS)では高度な研究をベースに、国際的な海外の研究機関と多くの協定を結んでいます。また学部では、独自の学生交流プログラムのための協定も増えており、今後G30英語コースでは、単位互換、ダブルディグリー構想も期待できます。

 大学間、部局間協定については、2010年7月28日付内規の制定で、目的、手続き、仕様の標準化などが明示されました。実質のある協定とするには部局間協定が重要ですが、国際連携部にはそれらをバックアップする機能も益々求められています。さらなる国際連携充実のためにご理解とご協力をよろしくお願いします。

(政治経済学部教授)



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