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明治大学広報
第626号(2010年12月1日発行)
国際交流特集
留学体験記
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 明治大学協定校フランスのトゥールーズ第一社会科学大学に初の交換留学生として留学。その後、本学の留学プログラムでもあるルノー財団留学プログラムに応募し見事合格。在フランスのルノー自動車に勤務する岡崎はる奈さん(2008年9月・経営学部卒業)の留学体験記を紹介。

「世界を観る」
岡崎はる奈(2008年9月・経営学部卒業)


 大学4年の後期から、明治大学協定校のフランス・トゥールーズ第一社会科学大学に留学しました。フレンチレストランでのアルバイト経験から、「どのように、異なる文化を持つ両者に仕事能力を十分に発揮させ、働かせることができるのだろうか」と自問し、フランスで経営管理を学びたいと思いました。

 帰国後、お世話になった教授から、ルノー財団MBAプログラムを勧められました。就職活動中、語学ができる人は数多くいることを知り、その中で企業に自分をアピールするためにはどうしたらいいかと考えていた私は、フランスで世界各国の学生と共に学び、MBAを取得することを決意しました。

 フランスの大学院での学生生活は、勉強漬けでした。7か月でMBAの10科目を取得し、残りの3か月でインターン、卒業論文・口頭発表という過酷なプログラムでした。参考資料を読み、プレゼンテーションの準備、課題の提出と、深夜2時まで机に向かっていました。グループワークでは、文化の違いからなかなか皆の意見がまとまらず苦労したこともありました。

 インターンを行ったルノー自動車の購買部門では、学生という身分ながら、自動車部品のバイヤーとして、いくつものプロジェクトを任されました。バイヤーの仕事は、MBAの知識をフル活用でき、この1年で培った世界各国の仲間との異文化交流の経験を活かせる仕事だったので、正社員として働くことを希望し、内定を頂くことができました。

 留学を検討される際、就職についての不安があるかと思います。しかし、留学経験から成長し、スキルアップした自分に見合った企業や、本当にやりたい仕事が見えてくると思います。明治大学の協定校留学制度を使って、みなさんも世界を観てみませんか。



国際連携・留学

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卒業式で指導教授らと(右3)
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