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明治大学広報
第626号(2010年12月1日発行)
ズームアップ −meidai sports− <487>
44年ぶり1部昇格へ導いた成田主将
バドミントン部 成田 大輔
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 男子団体が秋季リーグ入替戦で筑波大に勝利し、44年ぶりの1部昇格を決めた。その偉業の背景には、成田大輔主将(法4)の存在がある。

 昨秋、成田が主将になったことで、部は大きく変化した。それまでは、バドミントンを第一に考える選手が少なかった。そこに疑問を抱いた成田主将はこれまでの意識を変えようと、練習を厳しくすることを決める。「不満に思うやつはいたし、実際に文句を言われた」(成田主将)。最初は思うように浸透しなかった。しかしそこで力になったのが、同期や理解の深い後輩の存在だ。「チームを思ってやってくれていた」(末松純・政経2)と方針に納得し、真剣に練習に取り組む。もちろん成田主将も、厳しい練習に臨む。その姿勢が周囲の共感を生み、最終的には大多数の意識が変わっていた。そして、夏場にはそれまで自主性に任せていた走り込みを強制的に週3〜4日行うなど、着実にチームの底力を高めていった。「やるときは徹底してやる」。そんな姿勢が定着し、今回の快挙につながった。

 「本当の勝負はこれから」と成田主将は1部定着への強い思いを語った。バドミントン部の次なる戦いは始まっている。

(なりた・だいすけ 法4 札幌第一高出 172cm・66kg)

文・写真:二瓶仁志(政経2)



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