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明治大学広報
第629号(2011年3月1日発行)
連合駿台会学術賞
金子光男教授(政経)、越川芳明教授(文)
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 第17回連合駿台会学術賞・学術奨励賞の授賞式と受賞記念講演会が1月26日、駿河台キャンパスで行われた。

 同賞は、経済界で活躍する明治大学校友の親睦団体である連合駿台会(山口政廣会長)からの指定寄付金に基づく連合駿台会学術振興基金をもとに、明治大学専任教員の学術研究上の優れた成果を表彰するもの。

 学術賞(副賞50万円)は、金子光男政治経済学部教授・越川芳明文学部教授の2氏が受賞。若手教員を対象とした同学術奨励賞(副賞30万円)は該当者がなかった。

 授賞式に先立ち、学術賞受賞記念講演会をリバティホールで開催、越川教授が「メキシコの国境地帯を放浪する─チカーノ文学の魂をさがして─」と題して講演した。

 続いて岸本辰雄記念ホールで行われた授賞式では、納谷廣美学長から表彰状が、山口会長から記念品と賞金目録が受賞者に手渡された。納谷学長は受賞者を祝福し功績を称えたほか、同会による支援が大型研究助成採択など着実に成果として結実しているとして、「先輩と現役の絆の深さと広さが明治の強み」と連合駿台会の大学へ対する日ごろの支援に感謝を述べた。引き続き同会場で催された懇親会では、長堀守弘理事長が受賞者2氏の功績を称えるとともに、研究内容に触れながら、「専門家の知識の深さに触れる機会を実現してくれた」と連合駿台会に感謝を表した。

 これを受けて受賞者両氏があいさつに立ち、金子教授はユーモアを交えながら受賞の喜びを表し、付属校の校長として「『オマエたちの校長も、チットはマシなところもあるんだ。オマエたちも、がんばれヨ!』と生徒たちを励ますことができることが何よりも嬉しい」と温かみあふれるコメントで会場を沸かせた。越川教授は「明治に来て17年、今では明治大学出身者よりも明治らしくなった。明治大学との『ご縁』に感謝しこれからも励みたい」と、それぞれ研究の紹介や協力者への感謝を述べるとともに、今後一層の活躍を誓った。

 【連合駿台会学術賞】
 金子教授「汚水処理の社会史─19世紀ベルリン市の再生─」(社会科学)
 越川教授「トウガラシのちいさな旅─ボーダー文化論─」「ギターを抱いた渡り鳥─チカーノ詩礼賛─」(人文科学)



連合駿台会

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金子教授(左)と越川教授(右)
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