明治大学は２月１７日、上海対外貿易学院（中国）と大学間協力協定を締結した（写真）。調印式は同日、葉興国副院長ら同学院の役職者らを迎えて駿河台キャンパスリバティタワー貴賓室で行われた。 明治大学からは納谷廣美学長、勝悦子副学長（国際交流担当）らが列席した。

　和やかな懇談の中で納谷学長は、 明治大学における中国からの留学生数は韓国に次ぎ２番目を占めることを踏まえ、「日中韓３国は、それぞれ国のシステムは違うがアジアの安定に大きな責任を持つ国」とした上で、「全ての国を越え理解しあう場をつくり人材を育成することが大学の使命」と大学間交流の意義と期待を述べた。葉副院長も深く肯き共感を表した。また葉副院長は「 明治大学との連携は、行政の指導もさることながら、本学の発展のためにも非常に重要と捉えている」とし、共同でのビジネススクール開設も見据えた連携に強い意欲を見せた。

　今後は夏期留学を中心とする学生交流や、研究者交流、共同セミナーの開催など活発な交流が期待される。



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