NHKの「ブラタモリ」という番組をよく見ますが,そこに出てくる地元の方の多くは学芸員や文化財の関係者です。知り合いがよく出ていますし,福島県博の学芸員も出演しました。地域の成り立ちを,地形や環境を土台に歴史や文化があるという視点から見直すと,何気ない風景に意味があることを気づかせてくれるところに魅力や人気があるのかもしれません。
今,地域創生や観光振興そして町づくりが盛んに言われる時代ですが,このニーズの最も近いところにあるのが考古学なのかもしれません。活躍の場の多い,やりがいのある学問だと思います。