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地理学専攻

地理は実践的で面白い!

地理学専攻で何を学ぶか



大学で学ぶ地理学は、高校での地理とはかなり違う印象を与えるようです。もちろん世界の国や都市、山脈や河川、各地の産業を知っておくことは大切ですが、そうした知識をベースにして、日本や世界の各地域における自然環境のなりたち、都市や農村における経済や社会の特性、さらに宗教・言語・民族等の文化の地域性など、人間と自然にかかわる幅広い領域を探求するのが地理学なのです。

このような地域の特性を中心課題として学ぶために、地理学専攻では野外調査(フィールドワーク)を重視した教育を行っています。世界を飛び回りたい行動派諸君の知的好奇心を満足させるためには、うってつけの専攻です。地理学専攻のモットーは「歩く、観る、考える」です。

また、室内の学習では、地理情報システム(GIS)や画像処理技術などを学び、自分たちで調査したデータを、デジタル機器を活用して整理・分科する技法を身につけます。


<キーワード>
地理、環境、空間、景観、社会、経済、文化


地理学専攻スタッフ出版書籍

地理学専攻で学べる分野を知る手がかりの一つとして研究室スタッフの最近の出版書籍を紹介します。現在世界が直面している多様な問題や現象に、グローバル、あるいはローカルな視野からアプローチすることができます。 
荒又美陽+明治大学地理学教室
 『東京の批判地誌学』(2022年)
荒又美陽
『パリ神話と都市景観』(2011年)、『私はどうして地理学者になったのか』(共訳、2017年) 
川口太郎
『日本の人口移動-ライフコースと地域性』(共編著、2002年)、『改訂新版都市社会地理学』(共訳、2013年) 
松橋公治
『空間的分業—イギリス経済社会のリストラクチャリング』(共訳、2000年)、『先進国経済の地域構造』(分担、2003年) 
梅本亨
『日本の気候景観—風と樹 風と集落(増補版)』(共編著、2009年)、『地生態学入門』(分担、2002年) 
大城直樹
『都市空間の地理学』(共編著、2006年),『モダン都市の系譜』(共著、2008年)