1・2年次からの専門教育

明治大学文学部における専門教育の特徴は、1年次から各専門に分かれ、4年間をひとまとまりとして系統立った教育が行われることと、大規模校であるにもかかわらず、1年次から少人数の演習が行われることです。
たとえば、1年次の基礎演習では、図書館やインターネットの利用の仕方、文献の調べ方、読み方、レポート・論文の書き方の基本などについて、実践的にトレーニングします。この授業によって大学における学習の基本が身につきます。2年次の演習では、研究に必要な知識を語学力や読解力を高めます。専門分野に関する基礎的な知識を学ぶための概論などの講義も、1・2年次に履修します。
3・4年次の専門教育では、卒業論文を見すえ、演習を中心に密度の濃い専門教育が行われます。外国語の文献や古文書を講読する機会も増えます。教員から課題を与えられるだけでなく、みずから課題を見つけ、それを解決するための方法をさまざまに工夫できるようになります。こうしたスキルを身につけることは、自身の専門的な研究にとって必要なばかりでなく、社会一般の様々な場面においても応用可能であり、必ず役に立つはずです。
具体的な授業内容については、各専攻のページを御覧ください。