Bremenには実に穏やかな時間が流れている。どこへ行くにもSemesterticket(定期券)を使って路面電車か歩きで簡単に移動することができる。日本の学生のように週に何度もアルバイトをする子は少ない。そのため学校が終わると、自由な時間を過ごすことができ、友人とBarやPartyにでかける。初夏から夏には暖かくなり公園で寝転がり読書やビールを飲み、夜にはバーベキューをする。Freimarkt,Weihnachtsmarktなどのマーケット期間が数週間続くと街はまた活気に満ちて、こぞって人はそこへと出かける。また、休暇には大半の学生が戻り、私も友人と一緒に同行し、様々なドイツの家庭を感じることができたのもとても素敵な体験だった。ドイツ人は時間が使うのがとても上手であり、個人の時間を大切にしながら友人との娯楽の時間を楽しむ。多くの自然が生活の中にありスポーツをしたり、派手でないもののとても充実した生活を送ることができる。
滞在中学校や授業後に、様々な友人と交流し、日本と同様かそれ以上に楽しい生活を送った。新しい留学生を受け入れる柔軟性が彼らにはあり、直接的でオープンな性格なドイツでは人間関係は簡単に見て取れる。HochschuleのAWSコースの学生は日本語を学んでいるため日本から来る留学生への興味は強く、私達には好都合な環境である。彼らは自己主張が強く、意見が対立することを厭わない。とても自己愛が強くそうでいることが普通であるので、実に人間らしい対立や友情がある。ドイツ人学生との交流だけでなく、他の国から来た留学生ともHochschuleの主宰する留学生同士の交流プログラムや、ドイツ語クラスを通して仲良くなることができ、私はとても素敵な友達を得ることができた。
基本的な生活は、日本と比べるとそれほど変わらないか、安くてすむ。私がドイツ滞在中1ユーロ=137円程度だったので、比較的生活費は低く抑えられた。