私がフランスへ留学しようと思ったきっかけは、所属していたフランス文化を学ぶゼミで2年生の最後にフランス旅行に行ったことです。その旅行ではパリの主な観光地を巡るだけでなく、パリとレンヌの交換留学提携校を訪問したことで、留学というものを身近に感じられ、そこでの生活を想像することができたからです。また、私は幼い頃からファッションの世界に憧れがあり、それに加えて高校大学とビジネスについて学んできた私にとって、ファッションビジネスを学ぶこと、それを仕事にすることが夢でした。日本ではデザインや縫製は学べても、ファッションビジネスについて学べる学校はまだ少なく、特にラグジュアリービジネスについては学べる機会は希少です。パリでは、そのようなビジネスの研究が進んでおり、また、私の留学したパリ商業高等学校でラグジュアリーの授業が受けられるため、それらを学びたいと思い留学を決意しました。また、パリへ留学するさらなる利点の一つとしてファッションのイベントやミュージアムが多いこと、たくさんの芸術・文化に生で触れられることでした。