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カリキュラム改正について(2022年度入学者~)

2022年4月から「カリキュラム」が変わりました

 明治大学法学部では、2022年4月から「カリキュラム」を一部改正しました。カリキュラムとは、学びの体制が構築された、学部教育の根幹を表すものです。明治大学法学部を卒業した方が、法学士として社会で活躍出来うるように組み立てられているものです。
 明治大学法学部で学んだことを社会で活かすためには、社会のニーズに合わせて常にアップデートしていく必要があります。140年の歴史を持つ明治大学法学部の理念を継承しつつ、変化する社会で活躍できる人材を創出するためです。伝統を持つ者こそ、進化させていく責任があるのです。
 明治大学が目指す「法律の専門家」とは、単に法律に詳しいだけの人材ではありません。人々の暮らしと深く関わっている法律を実社会で正しく運用するためには、世の中の仕組みや歴史、自然科学など、あらゆる知識が必要とされます。また、社会に出てたくさんの人と関わっていくためには、一般的な「教養」はもちろん、それに含まれる語学力やコミュニケーション能力なども必要となります。
 このたびのカリキュラム改正では、この教養が大きく変わりました。「国際性豊かな広く深い教養」を身に付けてもらうため、これら「教養」の科目を1年生から4年生までバランスよく配置しています。
 また、専門的な法律科目では、これまでと同様に「5つのコース制」を維持した上で、各コースで学ぶべき科目の一部改正を行いました。「コース制」とは、学生自身の希望する進路に合わせてコースを選択することで、法律を系統立てて学ぶことができるものです。この改正により、学生一人一人が卒業後の将来像(このコースで学ぶとどういった進路へ進めるのか)を、より明確にできるようになりました。2年生でコースを選択し、3~4年生で「専門演習」において専門分野の法律を詳しく学ぶことにより、法的な問題を発見・分析し、問題解決能力と想像的思考力を養うことができます。
 明治大学法学部の卒業生が、社会で活躍できる人材となることを目指して、今回のカリキュラム改正へと至りました。



カリキュラム体系図