就業力の政経

目的

 あなたがリーダーになることをサポートするプログラムです。“リーダーの不在”、残念ながらこれが日本の組織がかかえる現状であり、深刻な問題です。日本最大の「組織」である国家にも真のリーダーがいないことはご存知のとおりです。現代のように社会がグローバル化し、問題が複雑に絡み合っている状況においては即断即決すること、めざすべきゴール(目標)を提示することが求められます。それがリーダーの任務です。
 有名になりたい、ビッグになりたい、お金持ちになりたい、そのように考えている人はたくさんいます。しかし、自分の利益だけでなく、自分がリードすることで他者に対して自分と同じだけ、もしくは自分以上に利益をもたらすことを考えている人はごく一部です。リーダーとは、自らがリードすることで、自分が理想とするものを実現しようとする人なのです。逆からいうと、リーダーには理想や夢を持つことが不可欠です。
 そのようなリーダーが活躍する“世界”は、政治、経済、学問など、ほとんどすべての分野にあります。あなたが何を自分の“世界”と考えるかが重要です。政治家、公務員、ビジネスマン、社長、研究者をはじめ、あなたがリードしたい、変えたい“世界“で活躍できる人材として成長することを支援します。

目的

 リーダーとなるために資格はいりません。その代わり、さまざまな“力”が必要になります。本プログラムはその“力”を涵養するものです。まず求められるものは理想や夢です。いまは明確でなくても、プログラムを経ていくなかで、意識して自分のものとしていくことが不可欠です(「夢見る力」)。つぎに、あなたの自主性とそれに支えられた“問題意識”をいっそう磨きあげることが必要です(「目配る力」)。そのうえで、設定されている各種の講義および大学の講義を通して、現状を理解するとともに、それによって“問題意識”をいっそう深化させます(「現状認識力」)。さらにそうした現状認識にもとづいて、自分で課題を設定する力(「課題設定力」)を養います。加えて「実践力」・「説得力」を体得することによって、あなたが想定する“世界”でリーダーとなることをバックアップします。具体的には、ディベート力養成、政治家のもとでのインターンシップ、政策立案演習など、あなたが直接行動することによって自信と実力を身につけることを意識したプログラムです。
 一定以上のGPAやTOEICスコアを保ち、ERE(経済学検定試験)や日経テスト、ニュース時事能力検定試験のいずれかをクリアすれば、プログラム修了証が授与されます。

政経リーダー育成プログラム *2012.4.1 現在




 


【必修】
【プログラム必修:4単位】
・就業力育成総合講座(政経リーダー育成)【2】
・基本演習Ⅱ【2】または基本演習Ⅲ【2】
(ディベートのゼミ)
(1・2年次)
【選択必修】

【プログラム選択:20単位】
・憲法【4】
・政治学基礎【2】/政治理論基礎【2】
・マクロ経済学【4】/ミクロ経済学【4】
・行政学基礎【2】/行政理論基礎【2】

【選択:4単位】
・民法(総則)【2】,民法(物権)【2】
・簿記論【4】

(3・4年次)
【選択必修】

【新規科目】
・応用総合講座「制作立案演習」【2】及び地域政策論I~X【2】のうちから1科目

(自由選択)
【推奨科目】
・応用総合講座Ⅷ「日本の選択」【2】
・応用総合講座Ⅱ「自治体トップが語る自治体行政と地域政治」【2】
・地域創造総合講座【4】
・その他,応用科目の中から,各自関心のある分野を広く選択
【課外学習】

【プログラム選択】いずれかに所属することを推奨する
・ACE
・基礎マスコミ研究室
・行政研究室

・ガバナンス・ワンデイ・インターンシップ(新規設置予定)

インターンシップ 議員インターンシップを想定








科目修得 -
★検定試験等(いずれか一つを選択) ・ERE(経済学検定試験):マクロ経済学/ミクロ経済学(B以上)
・ニュース時事能力検定試験(2級以上)
・日経テスト(550点以上)
GPA GPA2.20以上
★TOEIC ・毎年の受験(必須)
・600点以上のスコアの獲得
★検定試験及びTOEICは、学部教育振興プロジェクトの各プログラムで受検することができます。

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