Go Forward

各研究科横断型カリキュラム

Inter-Departmental Curriculim 

新たな研究領域の創生

 大学院教育は、これまで各々の専門分野の研究領域により縦割り構造化された各研究科を主体に行われてきました。このことは、個々の専門研究の発展と蓄積に大きな貢献をしてきましたが、他方では、近年急速に複雑化してきた社会問題への対応を困難にする要因ともなってきました。各々の専門分野間の垣根が目に見えない形で形成され、複数の専門領域の融合による新たな研究領域の創生を阻害してきたのが現状です。
 本学では、このような各研究科による縦割り型教育体制を見直すため、本学の設置する各研究科の全ての大学院生が履修する機会を持てるものとして、各研究科横断型カリキュラムを設置しました。
 大学院生には、各自が所属する研究科において受ける教育・研究と平行して、本カリキュラムを積極的に履修することで、自らの研究に違った視点を見つけ、研究での気付き、ヒントを得られることを期待しています。

カリキュラムの詳細