学長室

明治大学は，6月18日，立教大学及び国際大学との間に「国際協力人材の育成に関する協定」を締結しました。

明治大学と立教大学は，2000年度から山手線沿線私立大学図書館コンソーシアムの一員として図書の相互利用を行っています。
また，明治大学と国際大学は，2011年度に大学間交流に関する包括協定を締結し，明治大学専門職大学院ガバナンス研究科と国際大学国際関係学研究科との間でWeb会議システム等を活用しながら単位互換を行っています。

3大学は共に，国際系研究科，学部，学科を有し，「国連アカデミック・インパクト（UNAI）」に参加して，グローバルイシューの解決に向けた行動を行うことを宣言しています。
このたび，多数の留学生を受け入れ，英語のみで授業を行う大学院大学の国際大学と共に，グローバルイシューの解決に向けた教育プログラムの構築に取組むこととし，3大学共同で「夏季集中国際協力英語プログラム」を企画し，現在，受講生を募集しています。
今回，これらの連携を，国際機関等とのより緊密な関係を構築しながら，さらに推進・発展させることによって，国際協力人材を育成する共同教育プログラムの開発とネットワークの構築を目指し，本協定を締結するに至りました。

この日，明治大学リバティタワー23階の岸本辰雄ホールで行われた協定締結式には，本学から福宮賢一学長，長尾進副学長，立教大学から吉岡知哉総長，白石典義統括副総長，国際大学から森正勝学長，秋田隆裕副学長らが出席しました。
また，UNAIの窓口機関である国際連合広報センターから山下真理所長がお越しになり，今回の連携に対する期待のメッセージをいただきました。

今後，3大学は，来春から正課の共同教育プログラムとして，各大学が協力して「グローバル共通教養科目（Liberal Arts for Global Common，仮称）」を設置することについて，協議・検討を進める方針です。