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2018年11月26日
明治大学 学長室
11月23日(金・祝)に開催されたアカデミックフェス2018の企画として、「明治大学のダイバーシティ&インクルージョンを考える」を実施しました。
本学は、多様な価値観を受容し、共に学び共創する大学を目指しています。一方、あらゆる多様性が尊重・受容され、個人がその個性と能力を十分に発揮できる共生社会の形成に貢献することは大学としての社会的責務でもあります。
このたび、土屋学長が「ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を発表しましたので、ここに全文を掲載いたします。
「多様な価値観を受容し、共に学び共創する大学を目指して」
明治大学は、建学の精神を「権利自由、独立自治」、大学の理念を「個を強くする大学」としています。そのもとで、社会や組織の中にあっても、世界を見据えて自らの使命、役割を自覚し、他者との「連携・共生」をはかりつつも、「個」として光り輝く人材を育成してまいりました。
明治大学は、世界へ、そして未来に向けて、知の創造と人材の育成を通し、自由で平和、豊かな社会を実現することを責務と考えています。知の創造と人材の育成は、あらゆる多様性があってこそ育まれます。明治大学は、多様な価値観を受容し、共に学び共創する大学を目指して、「明治大学ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を公表します。
明治大学ダイバーシティ&インクルージョン宣言
1.明治大学は,ダイバーシティ&インクルージョンを共創的未来の源泉と考え,あらゆる多様性を受容し,尊重します。
2.明治大学は,性別,障がい,性的指向,性自認,国籍,人種等,多様な背景をもつ学生が,個々の能力を存分に発揮し,平等に教育研究その他の活動を営むことができるキャンパス整備を推進します。
3.明治大学は,建学の精神「権利自由・独立自治」に基づき,多様な背景をもつ学生に対する合理的配慮を推進します。
4.明治大学は,「個」の確立を基礎とした教育方針に基づき,一人ひとりの人権を尊重し,差別や偏見による人権侵害が生じることのない大学づくりを進めます。
2018年11月23日
明 治 大 学 長
土 屋 恵 一 郎
明治大学ダイバーシティ&インクルージョン宣言を発表する土屋学長