学長室

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第11回お茶の水JAZZ祭によせて

2017年10月07日
明治大学 学長室

お茶の水の夜空に幾重もの音色が重なる日が訪れました。第11回お茶の水JAZZ祭が本年も盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。このお茶の水JAZZ祭は本学OBである宇崎竜童さんの呼びかけで始まりました。2007年以来、オリジナリティ溢れるセッションを重ね、今では多くの人たちが待ち望む、季節の音楽イベントになっています。

そして、このイベントには、やはり宇崎さんが声をあげて作られた「明大町づくり道場」の学生たちがボランティアで参加しています。「明大町づくり道場」は、「音楽を通してまちを盛り上げる」というコンセプトのもと、このJAZZ祭以外にも、神田駿河台地区でのさまざまな音楽イベントの企画運営にも参加しています。さらには「神田スポーツ祭り」、「お茶の水アートピクニック」等の運営にもかかわっています。このような学生達の主体的な活動が、本学の社会連携や地域連携の一翼を担い、大きな役割を果しています。

また、この駿河台キャンパス周辺は、本の街・神田と呼ばれていますが、今では多くの楽器店、スポーツ店が集まる場所としても有名です。クラシックからロックまで多彩な音楽ジャンルをカバーする楽器店がひしめいています。サーフィンからスキーにいたるまで、あらゆるシーズン・スポーツの用具が取り揃えられ、どんなスポーツ用具も調達できます。本の街・神田は、音楽とスポーツの街でもあり、そこに明治大学は根を下ろしています。

私にとってジャズは特別な音楽です。学生時代には、今は無くなってしまったジャズ喫茶の「響」へ足繁く通っていました。明治大学から白山通りに抜ける路地にあったその店こそ私の学生時代の中心でした。大学院生の頃には、今も御茶ノ水駅前にある「NARU」というライブハウスにも通いました。また、当時は六本木にあった「BODY & SOUL」というジャズのライブハウスには毎週通っていました。そこは深夜になるとジャズ・プレーヤーが集まってきて、ジャム・セッション(集まった人々による即興演奏)が始まります。私は、この「BODY & SOUL」で、国や人種や世代をこえた場所として今の世界があるということを学びました。この多様性に溢れた世界を、ジャム・セッションする場所として考えるきっかけは、ジャズだったのです。

宇崎さんも「音楽は人を結ぶもの、心を結ぶもの」と語っています。この多様な世界を結ぶJAZZほど、世界に開かれた大学をめざす明治大学にふさわしいものはありません。まさしくジャム・セッションする大学でのJAZZ祭を楽しんでください。そして、宇崎さんをはじめとする実行委員会の方々、そして協賛・後援いただいている全ての方に心からの敬意と感謝を捧げます。ありがとうございました。 

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