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就職活動体験記

農学部 食料環境政策学科

地方公務員 埼玉県庁(農業職)

『民間企業の就活と公務員試験の両立』
民間企業の就職活動と公務員試験の両立は可能なのでしょうか?結論から言うと、私の場合は可能でした。しかし、就活が終わった今だからこそ両立できましたと胸を張って言えますが就職活動中は公務員試験には受かるとは思わなかったし、運がよかっただけなのかもしれないと個人的には思います。
ただ、民間と公務員への就職で迷っている人は挑戦してみる価値はあると思います。もし公務員試験を受けないで民間試験一本で就職活動をしていたら、きっと後悔していたと思いますし、逆に公務員試験だけだったら絶対に受かっていなかったと思うからです。
両立できた一つの要因として、特に時間が限られるので効率的に行うことだけを意識して就職活動を行いました。例えば、SPIの勉強はほどほどにして、SPIと同じような問題が出る公務員試験の「数的推理」「判断推理」の勉強に時間を割きましたし、公務員試験の一般試験の他の科目に関しては、大学受験期に勉強したセンター試験の記憶を頑張って思い出すためにも問題演習をメインで行い、筆記試験をボーダーラインくらいで突破できるようにしました。また、公務員試験の専門試験の勉強に関しては受験情報誌などやOBの方から、お話を聞いて埼玉県や地方上級で出やすいところだけを集中して勉強しました。勉強を始める前に多少時間はかかりましたが、このように相手を知ることが非常に大切だと実感しました。さらに言うと公務員試験の二次試験で行われる「論文」「集団討論」「面接」の練習はほとんどしませんでしたが、民間の就職活動で課された「論文」「GD」「面接」をやるたびに反省や対策を行ったおかげでスムーズに突破できました。
このように両立して就職活動を行ったおかげで、民間の就活で得られたものを公務員で還元し、その逆もまたあったので、両立していたおかげでどちらも内定をいただけたと思っています。
やはり就職活動は長期間の戦いなので、何をやるかが大切だと思います。就活生全員に平等に時間は与えられているのでその時間をいかに有意義に使うかが就職活動を乗り切るカギだと思います。そのためにも、もし途中で悩んで一人でどうしようもなくなったら、友人、先生、家族、そしてキャリア事務室の方、誰でもいいのですぐにでも相談するという行動を起こすことが大切だと思いますし、何か行動を起こせばそれがいつか役に立つものになると私は思います。長い就職活動頑張って下さい。
理科系