Go Forward

就職活動体験記

理工学研究科 基礎理工学専攻

国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構

『就活でベストを尽くすために』

1. 就活概要
エントリー企業:エネルギー系(特に自然エネルギー分野の事業者)
ES提出:10社/ES通過:8社/選考辞退:2社/内々定:3社
内定先:国立研究開発法人 新エネルギー産業技術総合開発機構

2. 就活スケジュール変更の影響
  選考を受ける企業の優先順位をより明確にする必要がありました。企業の選考時期の足並みがそろわない中、傾向的に中小企業の選考の後大手企業の選考が始まります。中小企業で得た内々定を8月以降まで待ってもらうことは難しいため、選考企業全体で暫定的な優先順位を決め戦略的に中長期計画を立てる必要があります。選考に伴い優先順位が変動することや、中小企業を辞退し大手企業の選考のみに絞るのはリスクもあるので柔軟性も要求されると思います。

3. 就活を振り返って
  私が就活を通して大切にしてきたことは大きく分けて2点あります。
①自分の夢の明確化
  企業選びから選考まで自分の夢を明確にするとスムーズに就活が進むと思います。今後自分が何を成し遂げたいか、そのためにこれから何ができるかというプランを立て、それに応じた今までの行動の合理化をすることで、ES・面接対策の第一歩になると思います。さらにそれは就活の原動力になり、入社後のゴールをある程度明確にすることでモチベーションにもつながると思います。
②自分のやるべきことを全力でやる
  就活には少なからず「運と相性」が関係しています。ESや面接は精錬が可能ですが、企業からみた社員との相性やこういう人が欲しいといったタイミングの問題を解決するには個人の努力だけでは限界があります。もちろんOB訪問や懇親会を通して風土・傾向を感じ取ることも大切だと思いますが根本的な解決にはなり得ません。その部分は割り切って、選考でご縁が無かった企業に対して過度な落ち込みは不要だと思います。自分の努力でカバーできる部分をクリアしていくことが、自信につながり企業からの評価にもつながります。
4. 最後に
  就活スケジュールの変更に伴いオワハラや内定辞退など就活生の悩みは多様化していると思います。そのようなときに自分で抱え込んでしまうのではなく就職キャリア支援事務室へ相談することをお勧めします。実際私も頻繁に相談に行き、落ち着いて就活に取り組むことが出来ました。
  皆さんの夢を叶えることのできる企業は世界中に多くあります。特定の企業に入るために過剰に自分を作り演じるのではなく自分のできる限りの努力をして自然体で取り組んでみてください。皆さんの就活が悔いの残らないものになるよう応援しています!

理科系