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就職活動体験記

理工学部 建築学科

横浜市役所

『就職活動報告』
内定先は横浜市で、職種は建築の技術職です。仕事内容としては、まちづくりの分野から公共建築物の建設や維持の分野まで様々です。技術系公務員に決めた理由として、都市計画やまちづくりの仕事に携わりたかったという点があります。その中でも、市役所の公務員は市民目線で仕事ができるのではないかと思いました。また、建築業界でも比較的公務員はワークライフバランスが良いことも志望理由の一つです。
 試験勉強は大学内の技術系公務員講座の講義を大学3年の5月から受けていました。12月まではサークル活動、1月までは定期テスト等があったので、集中して取り組んだのは春休みです。試験内容は教養試験、専門試験、論文試験です。建築の専門試験は、大学の授業で学んだことの範囲内なので、1年生からの授業ノートを見直したりしながら勉強していました。論文試験に関しては、実施する自治体によって、分量やテーマが大きく変わります。自分の志望する自治体の過去問等を手に入れて、先生や友人に添削をしてもらうことが重要だと思います。

 民間企業の就職活動について、私は様々な業種を受けると企業研究が大変になると感じ、業界を1つに絞った上で、企業研究の負担を減らしつつ受験しました。受験したのは、5~6社でしたが、1社から内々定を頂いた時点で、公務員試験だけに専念しました。民間企業の就職活動を行って良かったことは、公務員試験の面接対策になったということです。民間企業で何回か面接を経験したことで、自分の伝えたいことをはっきりさせることができました。そのため、「本命」である公務員試験の面接は自信をもって臨めました。

就職活動中は、就職キャリア支援センターの個人面談を多く利用しました。ESの作成、面接対策から人生相談まで何でも気軽に相談できる環境があるというのは非常に心強かったです。また、支援センター内にある先輩方の就職活動報告書等にも公務員試験の内容等が書かれているものがあり、大変参考になりました。公務員試験は、志望先に関する情報が非常に重要なので、説明会への参加等も含めて、自分で情報を集めることが必要だと思います。

最後になりますが、公務員試験は期間が長く、モチベーションを保つのが大変な就職先だと思います。しかし、合格したときの達成感は人生にとっても忘れられないものになると思います。就職活動頑張ってください!
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