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就職活動体験記

農学研究科 生命科学専攻 

日本液炭(株)

『私の場合(就活の関門と後悔)』
就職活動は人によって様々なやり方があると思います。あくまで私の場合、という前提で読んでください。

 就職活動のための関門は大きく4つだと思います。ES(自己分析・企業研究)、テスト(自宅・テストセンター)、グループディスカッション、面接(個人・グループ)です。3月解禁からESの提出が始まり、種々の関門を乗り越え、6月に最終面接でした。例年ES提出の時期が一番忙しいと言いますが、今年は短期決戦ということもあり、ESの提出が例年より過酷だったという印象です。私の場合、ESとテスト対策を同時に進めてしまったので、撃沈といった感じでした。
※テスト対策は少なくとも1回通りは2月までに終わらせておけばよかった。

 ESは最初の通過はもちろんですが、最終選考まで使われる資料です。妥協しないものを出しておけば、後々自分の助けとなります。企業を調べ、相手が欲しい人材像を思い浮かべ、自分とマッチングさせて書き上げました。しかし、所詮たかだか人生経験24年の人間が書き上げた底の浅い文章です。使えるものは最大限使おうと思い、両親と就職キャリア支援センターをフル活用して修正しました。
※ESは必ず人の目を通した方が良いと思う。また、私の場合は3月から書き始めてスタートダッシュが遅れてしまったが、2月中に受ける企業を多少定めて、昨年のものでいいから書く練習をしておけば、スムーズに出せたと思う。最初の方のESは書き方が分からず、ネタの整理もできていなかったので、1枚書くのに3日かかってしまった。

WEBテストについてですが、自宅受験のあった企業も、大半は後々選考が進んだ後にテストセンター受験がありました。上でも書きましたが、テスト対策はいつでもできるので早めにやることを勧めます。
 あとのグループディスカッションと面接は慣れです。選考で行ったり調べたりして個人的なコツはありますが、皆さんも経験の中でつかんでいけばいいと思います。学校で対策講座もあります。最初の方に受けた企業は慣れていなくて失敗したので、早めに選考の進む企業を練習台にしてください。どうしても落ち続けるなら、やり方に問題があるので、親戚の企業人や就職キャリア支援センターに相談するのがよいと思います。
最終ちかくまでくれば、あとは企業と合うか合わないかだと思うので、例え最終選考で落ちても過剰に落ち込まず、自分を持ち続けて頑張ってください。

 長くなりましたが、最後に全体を通してのその他の私の後悔を箇条書きしておきます。
・私は持っていなかったが、TOEICやインターンの経験があると、強みになることは多々ある。
・食品業界を中心に受けすぎるのは考えものだった。名前を知っているような企業は待遇の割に倍率が無駄に高すぎる。食品メーカーを受けるなら(なんとなく受けるのではなく)本当にその業界で働きたいという意志が必要で、それでも落ちた時を想定して、半分は他の業界も受けた方がいいと思う。
・研究職に自分は向いていなかったのだと思う。慣れもあるだろうが、営業職志望にしてからはほとんど通過した。

みなさん、応援しています。
理科系