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本学校友の「なでしこジャパン」佐々木則夫監督に明治大学特別功労賞を贈呈

2011年07月27日
明治大学

納谷学長から佐々木監督に証書を贈呈納谷学長から佐々木監督に証書を贈呈

感謝の思いと抱負を語る佐々木監督感謝の思いと抱負を語る佐々木監督

 学校法人明治大学は7月27日、サッカー女子日本代表(通称:なでしこジャパン)を率いて女子ワールドカップ初優勝に導いた佐々木則夫監督(明治大学体育会サッカー部OB)に、「明治大学特別功労賞」を贈呈しました。
 これは、佐々木監督が明るい人柄と的確な選手起用でチームをまとめあげ、日本サッカー史に燦然と輝く快挙を成し遂げた実績と手腕を顕彰するものです。同賞の受賞者は29人目となります。

 駿河台キャンパスリバティタワー23階の岸本辰雄記念ホールで行なわれた式典で、納谷廣美学長から証書とメダルの授与を受けると、佐々木氏は感謝の思いとともに、「大学時代から30年経ってようやくサッカーで明治大学の皆さんに喜んでいただくことができました。これを機に明治大学の誇りと伝統を胸に、ますます邁進することを誓います」と語るとともに、来年2012年ロンドン五輪でのメダル獲得の抱負を述べました。

 佐々木監督は、1981年に明治大学文学部文学科英米文学専攻を卒業後、日本電信電話公社に入社。NTT関東サッカー部(現:Jリーグ1部大宮アルディージャ)で選手として活躍。33歳で現役引退後は、同部の監督や大宮アルディージャのユース監督などを歴任し、指導者としての経験を積み上げました。
 2006年になでしこジャパンコーチ、2008年に同監督に就任し、同年の北京五輪ではチームを世界大会初のベスト4に導き、このたびのワールドカップ制覇への足がかりを築きました。

【明治大学特別功労賞について】
 明治大学の学生、教職員、校友(OB・OG)らの中で、学術・文化・スポーツなどの分野において顕著な功績を挙げ、明治大学の教育・研究の振興・発展に寄与したと認められる個人や団体に対し贈られるものです。
 過去の受賞者には、吉田秀彦氏(柔道)、阿久悠氏(作詞家・作家)、星野仙一氏(プロ野球選手・監督)、北野武氏(映画監督・俳優・タレント)、唐十郎氏(俳優・作家・演出家)、宇崎竜童氏(歌手・作曲家・俳優)、阿木燿子氏(作詞家・作家・女優)らがいます。