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文部科学省・平成24年度「グローバル人材育成推進事業(タイプB:特色型)」への採択について

2012年09月24日
明治大学

ノースイースタン大学との短期プログラムの様子ノースイースタン大学との短期プログラムの様子

(参考)UCバークレーのキャンパス(参考)UCバークレーのキャンパス

 文部科学省・平成24年度「グローバル人材育成推進事業(タイプB:特色型)」に申請していた、本学政治経済学部を中心とした取組みが採択されました。
 今回の事業(タイプB:特色型)には、全国の国公私立大学等から111件の申請があり、31件が採択されました。

 同事業は、若い世代の「内向き志向」を克服し、国際的な産業競争力の向上や国と国の絆の強化の基盤として、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる人材の育成を図るべく、大学教育のグローバル化を目的とした体制整備を推進する事業に対して重点的に財政支援することを目的として公募されたものです。

 本学の同事業における取組みは、「個を強くする」という本学の教育理念の下、内閣総理大臣をはじめとした世界の政治・経済のリーダーを輩出し、学内においても国際化を先導してきた政治経済学部が、『「強い個」をベースとした”Empowered Public”創成人材』の育成と輩出をすることを主要目的とするものです。

 この『「強い個」をベースとした”Empowered Public”創成人材』という政治経済学部の育成する人材像は、第一に、本学を先導する学部として、本学の教学の理念の柱であり、建学の精神である「強い個」を持った人材、第二に、異文化への鋭い感受性と理解力を備えた人材、第三に、高い使命感と倫理観を有する人材、第四に、専門性と実践的な課題発見・解決能力を有する人材、第五に、高い語学能力とコミュニケーション能力を有する人材と設定しています。
 このような人材を育成するために、政治経済学部における既存の取組みを拡充させると同時に、本事業において、新たな取り組みを実施します。

 本学は、政治経済学部における取組みを大学全体に裨益させることにより、自立した個を有しつつも他者への理解・共感を備え、高い専門能力とコミュニケーション能力により世界に貢献する、「グローバル公共人材」育成の拠点となることを目指します。

[取組責任者]
勝 悦子 副学長(国際交流担当)
政治経済学部の構想は、「世界の公共空間」で活躍する強い個を育成することを目的としており、まさに現在の日本に必要不可欠な人材育成の構想であると言えます。政治経済学部は現在まで多くの国際学術交流の実績があり、また当該構想の意欲的な目標が高く評価されました。政治経済学部の構想が本学の教育国際化のフロントランナーとして、またグッドプラクティスとして、大学全体にその便益が広がることが期待されています。
本学は、GP獲得を契機に、送り出しの強化、アカデミックイングリッシュのスキル向上、国際教養科目の拡充、カリキュラム改革などをさらに推し進めていくことが求められています。国際連携機構としても学部、研究科、教務部と協力して一層の人材育成に貢献できるよう国際交流を進めていきます。

お問い合わせ先

明治大学 国際連携部 国際連携事務室

03-3296-4191

Email:ico@mics.meiji.ac.jp