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大学生観光まちづくりコンテストで、市川ゼミ(政治経済学部)が最優秀賞、歌代ゼミ(経営学部)が優秀賞を受賞

2012年09月26日
明治大学 政治経済学部・経営学部

最優秀賞(観光庁長官賞)を受賞した市川ゼミチーム最優秀賞(観光庁長官賞)を受賞した市川ゼミチーム

優秀賞を受賞した歌代ゼミチーム優秀賞を受賞した歌代ゼミチーム

 9月19日早稲田大学で開催された「大学生観光まちづくりコンテスト2012」本選において、政治経済学部・市川ゼミチームがフリーテーマ部門で最優秀賞(観光庁長官賞)を、経営学部・歌代ゼミチームが訪日外国人向けテーマ部門で優秀賞を受賞しました。

 「大学生観光まちづくりコンテスト」(主催:大学生観光まちづくりコンテスト運営委員会、事務局:株式会社JTB法人東京、株式会社三菱総合研究所)は、大学生が観光によるまちづくり活性化プランを競い合うコンテストで、昨年に引き続き第2回目が開催されました。今年度は、フリーテーマ部門の他に、今後の観光客の増大が期待される訪日外国人向けテーマが新たに設けられました。全国の大学から71チームのエントリーがあり、その後、説明会、「観光まちづくり基礎講座」受講、現地調査を経て、各チームからさまざまな観光まちづくりプランが提出されました。そして、予選を通過した15チームが、9月19日の本選でプレゼンテーションを行いました。最優秀賞獲得は、昨年度の歌代ゼミに続き今年度の市川ゼミと、本学が2年連続。明治大学の他に、富士常葉大学、跡見学園女子大学、慶應義塾大学、公務員予備校EYEが入賞しました。なお、公務員予備校EYEは本学学生もメンバーとして含む学生連合チームです。

 市川ゼミチームのテーマは「Succes et Amour pour les femmes ~ 女子のための愛と成功の旅~」で、南足柄における女子会プランを扱ったものです。女子会の流行に着目し、女子のクチコミ力により、観光資源を秘めている南足柄を観光地として盛り上げていくことが狙いです。南足柄の観光資源を丹念に調査するとともに、街頭アンケートにより、女性のニーズを分析し、女性像(タイプ)ごとに癒しや非日常を体験できる季節限定の宿坊プランなど4つのコースを企画提案しました。

 歌代ゼミチームは、「ポストゴールデンルート層に対する四季ブランディングプロジェクト~ ここでしか感じられない四季で日本を味わう」をテーマに、訪日外国人の中でもポテンシャルの大きい中国人観光客に着目したものです。粗製乱造の問題が指摘されているゴールデンルートでは満たされなかった中国人観光客に、2度目以降の観光で、箱根・湯河原・熱海・あしがらで四季折々の本当の日本を堪能していただき、リピーターの拡大を図っていくためのプロモーション戦略、着地型ツアーを提案しました。

 「完成度が上がるにつれてチームもまとまっていくのが楽しみでもあり喜びでもありました。最優秀賞観光庁長官賞という素晴らしい賞を頂けたのも、皆で力を合わせ毎日のように朝から晩まで頑張ってきた成果だと思います。一生忘れられない最高の夏になりました。」(市川ゼミ)という声が示すように、本コンテストは、参加した学生にとっても貴重な学びの場となったようです。