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2013年度明治大学入学式を挙行しました

2013年04月07日
明治大学 広報課

2013年度「入学式」我等に燃ゆる希望あり2013年度「入学式」我等に燃ゆる希望あり

告辞を述べる福宮賢一学長告辞を述べる福宮賢一学長

祝辞を述べる日髙憲三理事長祝辞を述べる日髙憲三理事長

新入生代表で宣誓する中村さん(午前)新入生代表で宣誓する中村さん(午前)

宣紙を学長へ手渡す荏原さん(午後)宣紙を学長へ手渡す荏原さん(午後)

 2013年度明治大学入学式が4月7日、東京・日本武道館で挙行され、約8,400人が“明大生”としての第一歩を踏み出しました。

 心配された低気圧の通過による影響は小さく、式典は予定どおり、学部別に午前と午後の2部構成で行われ、いずれも福宮賢一学長の告辞、日髙憲三理事長の祝辞に続いて、午前の部は商学部の中村裕弥(なかむら・ゆうや)さんが、午後の部は法学部の荏原尭之(えばら・たかゆき)さんが、新入生を代表して宣誓を行いました。

 福宮学長は告辞で、大学生活について「未経験であるが故の不安や躊躇を感じているかもしれないが、誰もが感じるこの思いは、ためらいを超える跳躍によって克服される」と語りかけ、「明治大学の知の森に分け入り、深く学び、それぞれの持つ世界を大きく広げてください」と新入生たちの力強い前進と展開に期待を込めました。

 日髙理事長は祝辞で、本学の「『個』を強くする大学」というスローガンに触れた上で「個を強めるとは、責任感、情熱、積極性、使命感、知恵およびリーダーシップといった個性を磨くことです」と激励するとともに、そのための本学の教育研究環境の整備に手を尽くすと述べました。

 新入生宣誓で中村さんは、目まぐるしく変化する最近の政治や経済状況から、「今後私たち個人が何を為すべきなのかを考えた」と語り、4年間での『個』の確立に向けて、「将来を意識した高い目標を自らに課し、日々努力し、それらを強い意志で達成していくととともに、自らが選んだ道で活躍できる人材になれるよう励んでいく」と誓いました。

 午後の部の荏原さんは、「これからの目標はそれぞれ異なっていても、私たちに共通することは、グローバル化により様々な国の人々との交流が不可欠な時代を生きるということ」と述べた上で、「互いに切磋琢磨していく中で『個』の力を伸ばし『前へ』の精神を忘れず自分自身の理想に邁進していく」と力強く宣誓しました。

 続いての入学記念演奏では、明治大学交響楽団がエルガー作曲の行進曲「威風堂々」を演奏、グリークラブと混声合唱団がヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」よりハレルヤを合唱しました。演奏の最中、正面スクリーンには大学生活の紹介として、授業やサークル活動、スポーツなどの映像が流されました。

 さらに明治大学を卒業した先輩からのお祝いメッセージとして、広島東洋カープの野村祐輔投手(2012年商学部卒)、ジャニーズ事務所NEWSの小山慶一郎さん(2007年文学部卒)、女子サッカーなでしこJAPANの佐々木則夫監督(1981年文学部卒)からのビデオメッセージが上映されました。

 式典の締めくくりには、明治大学交響楽団の伴奏と、グリークラブ、混声合唱団のリードにより、参列者全員が明治大学校歌を斉唱し、2013年度の入学式は盛会のうちに閉幕しました。