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格付投資情報センター(R&I)から「AA(維持)」の格付を取得

2019年05月15日
明治大学 財務課

明治大学は5月15日、株式会社格付投資情報センター(R&I)から3回目の格付評価を受けました。結果は昨年と同じ「AA」[格付けの方向性:安定的]です。
AAの格付は、2019年5月15日現在、株式会社格付投資情報センターの格付評価を受けている学校法人では最上位の評価となります。

格付は、本学の持つ教育・研究の質の高さと学生募集力、就職実績、卒業生の厚み、国際化推進・教育力の向上に向けた改革への取り組みなどが総合的に評価されたものです。
学校法人格付は、学校法人が負うすべての金融債務についての総合的な債務履行能力に対する格付会社の意見であり、本学では以下の目的で格付を取得しています。

経営財務を中心とした第三者からの学校法人評価を確認でき、経営改善に資する有益な情報を得るため
安定した経営基盤が確立され、安心して通える学校であることを、入学希望者、学生生徒やその保護者の方へお知らせするため
卒業生に対し母校の経営努力の成果を明確にするため
経営陣と教職員が大学の現状や課題を把握し、共通の改善目標を持つため

取得した格付けの概要

格付会社  名称   格付 格付の方向性  取得日 
 株式会社格付投資情報センター
(R&I)
発行体格付 AA(維持) 安定的 2019年5月15日

格付理由

明治法律学校として1881年に設立された明治大学を中心とする学校法人。10学部、12研究科、法科大学院、専門職大学院を擁する大学,付属高等学校、中学校を設置し,学生・生徒数は約3万5000人を有する。全国的に非常に知名度が高い。
130年を超える歴史に支えられたブランド力や卒業生の厚み、良好な就職実績,キャンパスの立地の良さなどが評価され,総志願者数や実志願者数は全国トップクラスを維持しており,学生募集力は極めて強い。
「権利自由、独立自治」を建学の精神として,「『個』を強くする大学」を掲げる。教育改革として在学生が国内で単位を取得しながら,海外留学が容易にできる時間割・学年暦を導入済。現在,海外大学とスムーズに学修面で連携可能なカリキュラムの見直しや科目数の適正化などに取り組むなど,積極的に国際化に対応している。研究力の強化についても注力している。自動運転社会の実現に向けた運転技術面や事故責任,損害賠償などの法律面の課題について理工学,法学,商学,政治経済など学部の枠を超えた研究活動は,その好例と言える。
キャンパスの再開発や新設で教育環境を整備したことで経費負担が重く,収支・財務の余裕度は格付対比で見劣りしている。学費改定や寄付金の拡充を実現するほか,大型投資は抑制する方針であり,収支改善が見込める点を評価に織り込んでいる。

※格付理由などの詳細は、株式会社格付投資情報センター(R&I)からの発表をご覧ください。