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「大学生観光まちづくりコンテスト2019」で木寺ゼミ(政治経済学部)、歌代ゼミ(経営学部)、奥山ゼミ(政治経済学部)が観光庁長官賞、優秀賞等を受賞

2019年09月30日
明治大学 政治経済学部・経営学部

木寺ゼミナール木寺ゼミナール

歌代ゼミチームまちつくるっぺ歌代ゼミチームまちつくるっぺ

木寺ゼミナール木寺ゼミナール

奥山雅之ゼミナール奥山雅之ゼミナール

大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会(事務局:株式会社JTB、株式会社三菱総合研究所)が主催し、観光庁、文部科学省などが後援する「大学生観光まちづくりコンテスト2019」で、政治経済学部の木寺元ゼミナール、奥山雅之ゼミナール、経営学部の歌代豊ゼミナールの計4チームが観光庁長官賞(最優秀賞)、第2位優秀賞等を受賞しました。

同コンテストは、説明会・基礎講座、現地フィールド調査・分析に基づき、大学生チームが観光まちづくりプランを競い合うコンテストです。9回目となる今回、北陸、長崎のしま、茨城、関東RiverCycRing、訪日インバウンドの各地区ステージで実施されました。

9月18日(水)古河市三和地域交流センター(コスモスプラザ)で開催された茨城ステージ本選では、予備審査を通過した10チームが発表を行い、木寺ゼミが観光庁長官賞(最優秀賞)とオーディエンス賞を、歌代ゼミは第2位優秀賞と茨城県奨励賞を受賞しました。

9月20日(金)さいたま新都心合同庁舎で開催された関東RiverCycRingステージ本選では、予備審査を通過した10チームが発表を行い、木寺ゼミが観光庁長官賞(最優秀賞)と渡良瀬遊水地・思川かわまちづくり賞とオーディエンス賞を、奥山ゼミは鬼怒川・小貝川 かわまちづくり賞を受賞しました。

茨城ステージ/観光庁長官賞(最優秀賞)&オーディエンス賞

木寺ゼミナール
木寺ゼミナール

『Tree Tech a Night(ツレテカナイト)!』
木寺ゼミナール(松田夕舞、武田眞、大塚匡広、鈴木里奈、谷山玲奈、益丸華奈)

茨城県つくば市の新しい夜の過ごし方を提案する、「Tree Tech a Night(ツレテカナイト)!」。筑波山頂を舞台とするこのプランでは、満天の星空と東京の夜景を臨むツリーハウス、VR等の最新テクノロジーを活用した遊具、現地の特産品が楽しめるナイトマーケットなどを提供し、宿泊型観光を促進していきます。”いつでも何度でも大切な人を連れていきたくなる街“をテーマに、観光庁や国が現在推進する”ナイトタイムエコノミー””Society 5.0””キャッシュレス決済”を反映させながら作成しました。

茨城ステージ/第2位優秀賞&茨城県奨励賞

歌代ゼミチームまちつくるっぺ
歌代ゼミチームまちつくるっぺ

『イバーシティ~未来を育むワ—ケーションの町構想~』
歌代ゼミチームまちつくるっぺ(近藤大稀、クォン・ジヒョン、野崎沙織、森山奈月)

茨城は都心近郊にもかかわらず、自然、農と食、伝統工芸を始めとした多様な資源を有しています。その茨城の強みを活かせるターゲットとしてワーケーション(リゾート地などで休暇をとりつつリモートワークする形態)に焦点をあてました。本構想では、まず自然や陶芸の魅力に溢れた笠間市周辺の空き家をリノベーションした古民家風宿泊施設を核に、提携のホテル・旅館、コワーキングスペースを束ね「茨城ワーケーションネットワーク」を構築し、会員企業のワーケーション施設として利用していただきます。加えて、ワーケーションでは社員がリフレッシュとリモートワークをするだけではなく、同伴家族が楽しめるメニューが今後重要となると考え、茨城県の魅力を詰め込んだ子供向け・家族向け着地型ツアーも提供します。これらを拡大していくことにより、「家族同伴で楽しむワーケーションの町」というブランディングを目指します。

関東RiverCycRingステージ/観光庁長官賞(最優秀賞)&渡良瀬遊水地・思川かわまちづくり賞&オーディエンス賞

木寺ゼミナール
木寺ゼミナール

『3CO-PLAN 〜あなたを癒す 大きなハート OASIS WATARASE〜』
木寺ゼミナール(橋本健吾、石井宏明、吉川知志、川合瑞季、三浦玲香、安川春奈、林田彩音)

私たちは栃木県小山市、栃木市、野木町にまたがる渡良瀬遊水池を舞台に、自転車を活用し、水辺と人、人と人、二市一町を相互につなげる「3COプラン」を提案しました。このプランの魅力は「二面性」にあります。遊水池を屋外のリビングとして観光地化し、周辺の駅からのアクセスを確保することで、「外側」にいる観光客を呼び込むだけでなく、緑道を形成し、災害時の避難経路にするなど、遊水池のグリーンインフラとしての機能を拡張することで、「内側」にいる地域住民の生活に還元します。また、地域の民間企業から行政まで、幅広い組織からの協力の承認を得ているこのプランは、実現可能性が高い提案となっています。

関東RiverCycRingステージ/鬼怒川・小貝川 かわまちづくり賞

奥山雅之ゼミナール
奥山雅之ゼミナール

『常総回帰の道』
奥山雅之ゼミナール(奥田駿太郎、梅田恵子、重田真希、高沢朋代、増子遼平、三船海斗)

私たちは、第一歩を踏み出そうとしている常総市鬼怒川のサイクリングロードを舞台に、「人々にとって回りたい場所であり帰りたい場所になるまちづくり」をめざす『常総回帰の道』プランを提案しました。このプランの特徴は、地域外の視点だけでなく、地域内の生活者の視点を取り入れたことです。観光に資する「地域外へのPR戦略」では、「泥んこ自転車」イベントでPRして新しいサイクリングロードの快適さを体感してもらうとともに、周辺の飲食店と提携して「補給食」による街中への誘導を図ります。一方、地元の学生をターゲットとした「地域内への愛着増大戦略」では、思い出づくりの場所として「思い出のカントリーロード」を創ることで生産年齢人口流出の抑制を図ります。「鬼怒川堤防サイクリングロードが、大好きな人がたくさんできたら」——踏み出した1歩は2歩3歩…と続いていく、そんな「未来」を支える「今」をここからスタートしたいという思いを込めたプランです。