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【動画公開中】ナショジオ オープンキャンパス オンライン校~明治大学編~  環境省・東京都などと協力して約1,000人の親子へ研究力を発信

2020年12月04日
明治大学 広報課

小学生にもわかりやすく研究を紹介小学生にもわかりやすく研究を紹介

参加者とつながって記念撮影参加者とつながって記念撮影

明治大学は11月28日(土)、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が運営するナショナル ジオグラフィック、環境省、東京都、株式会社ジュピターテレコム(J:COM)、株式会社ジェイコム東京、ニュース検定協会と協力して、『ナショジオ オープンキャンパス オンライン校~明治大学編~ココリコ田中の「動物・環境コレ知ってた?」』を開催しました。
ナショジオ オープンキャンパスとは、ココリコ田中直樹氏がナビゲーターを務め、企業や行政、大学と連携して環境保護を推進するSDGsプロジェクト。2015年にスタートして以来、これまで30を超える都市で親子参加型のイベントを実施しています。今回本学はこのプロジェクトに賛同するとともに、環境問題解決の糸口となる研究を分かりやすく発信する目的で、全国の小学生から高校生までの親子1,000人を対象にオンラインで実施しました。
本イベントでは、田中氏とともに、環境省サステナビリティ広報大使の武井壮氏がゲストとして出演し、本学からは理工学部 永井一清教授・農学部 小山内崇准教授の2名が登壇。まずは田中氏・武井氏とオンライン参加者との間で、好きな動物をテーマにしたトークや、チーターが走る速さやキリンの首骨の数など、動物にまつわるクイズが展開されました。続いて、地球温暖化やプラスチックごみ問題についての実情と将来の予測データが紹介されると、参加者が自由投稿できるチャット欄には、「地球はどうなっちゃうんだろう」や「私たち人間が大好きな動物に影響を与えてしまっている」など、環境問題の深刻さを嘆く投稿が相次ぎました。そこに永井教授・小山内准教授の両名が登場し、藻類やお米を使って、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を減らしながら、役に立つプラスチックをつくる試みなど、最先端の研究を分かりやすく解説し、二酸化炭素やプラスチックと上手く共存していくことの大切さを訴えました。イベントの最後に、永井教授から「ゴミはゴミ箱に。そして将来は是非理系に進んで、一緒に研究して地球をきれいにしていこう」、小山内准教授から「頑張った人の分も頑張っていない人の分もあわせて一つの環境になってしまうのが環境問題の難しいところ。私は研究者として、頑張らなくても環境を良くできる技術を開発したい。そして皆さんと一緒に研究できればうれしい」と思いを伝えました。
この模様はナショナルジオグラフィック公式YouTubeチャンネルにて公開中です。

ココリコ 田中直樹さんのコメント

永井先生・小山内先生の研究は、これまでネガティブに捉えられていた二酸化炭素やプラスチックをポジティブに変えていて、素直に感動しました。今後もいかに子どもたちに学びの入り口をつくっていけるか考えていきたいです。

環境省サステナビリティ広報大使 武井壮さんのコメント

地球規模で最新のデータや研究内容学べる新しい教育の形であると感じました。今後大使として、一人の人間として、またすべての動物の一員として、あの人が「百獣の王」に相応しいと思っていただけるような行動をとっていきたいです。

ココリコ田中の動物・環境これ知ってた? オンライン校 明治大学編 | ナショジオ オープンキャンパス