明治大学体育会ラグビー部は12月6日、秩父宮ラグビー場で行われた関東大学ラグビー対抗戦の最終戦で早稲田大学に34-14で勝利し、連覇を達成しました。
明治大学はこれまで5勝1敗、早稲田大学は6勝で臨んだ最終戦で、明治大学の勝利により両校は6勝1敗の勝点24で並びましたが、「当事校の直接対決」の結果、明治大学が見事優勝となりました。
明大は前半16分に主将の箸本龍雅選手（商学部4年）のトライを皮切りに猛攻を続け、21-7のスコアで折り返すと、後半13分に齊藤大朗選手（商学部4年）のトライ、40分に森勇登選手（政治経済学部4年）のペナルティゴールと得点を重ねました。試合終了間際のロスタイムには石田吉平選手（文学部2年）がダメ押しのトライを決め、34-14のスコアでノーサイドとなりました。
この試合で最も活躍した選手に贈られるマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた箸本主将は、試合後のインタビューで「試合に臨んだ23名だけではなく、チーム全員で一緒に練習してきた成果が出た。伝統ある一戦で勝利できてうれしい」とラグビー部一丸となって掴んだ優勝を喜びました。
また、田中澄憲監督は、「今シーズンは春夏と試合がなくて難しい状況だったが、厳しい対抗戦の中で１戦１戦もまれて成長してきた」と振り返り、「大学選手権に向けてさらに成長を続けていきたい」と、次に控える大学選手権に向けて意気込みを語りました。
優勝を喜ぶ選手ら
主将の箸本龍雅選手渾身のトライ（前半16分）
石川貴大選手（政治経済学部4年）の独走トライ（前半19分）
”重戦車軍団”の強さを見せつけた田森海音選手（政治経済学部3年）のトライ（前半24分）
ペナルティゴールなど3ゴールを決めた森勇登選手
