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体育会サッカー部から12選手が来季Jリーグへ

2020年12月23日
明治大学 広報課

体育会サッカー部は12月22日、Jリーグ各クラブへの加入内定選手の記者会見を駿河台キャンパス・グローバルフロントで開催しました。当日の様子は、大学公式YouTubeアカウントでインターネット配信も行われました。

Jリーグへの加入が内定したのは、須貝英大選手(商学部4年/ヴァンフォーレ甲府)、小柏剛選手(商学部4年/北海道コンサドーレ札幌)、住永翔選手(政治経済学部4年/AC長野パルセイロ)、早川友基選手(経営学部4年/鹿島アントラーズ)、常本佳吾選手(政治経済学部4年/鹿島アントラーズ)、佐藤瑶大選手(情報コミュニケーション学部4年/ガンバ大阪)、蓮川壮大選手(政治経済学部4年/FC東京)、坂本亘基選手(法学部4年/ロアッソ熊本)、力安祥伍選手(文学部4年/ツエーゲン金沢)、持井響太選手(文学部4年/東京ヴェルディ)、佐藤凌我選手(政治経済学部4年/東京ヴェルディ)、狩土名禅(文学部4年/ギラヴァンツ北九州)の12選手。

会見では、体育会サッカー部の越川芳明部長(文学部教授)のあいさつに続いて、栗田大輔監督が各選手の特徴を紹介。さらに、12月20日に関東大学サッカーリーグ戦で2年連続6度目の優勝を果たしたことに触れ、「学生が頑張った証。コロナにより部の活動ができない時期もあったが、学生には今年は日頃の積み重ねが出る、総合力が問われるシーズンになると鼓舞してきた。昨年の優勝とは違った価値が得られた1年だった」と振り返りました。

続いて、12選手がそれぞれマイクを持ち、部関係者への謝辞や内定の喜びを語るとともに、加入後の活躍を誓いました。



各選手のコメントは以下の通りです。

須貝英大選手(すがい・ひでひろ)/ヴァンフォーレ甲府

大学サッカーでは、関東大学サッカーリーグ戦で優勝できたことが印象に残っている。キャプテンとしてプレッシャーを感じることもあったが、勝利してもそれに満足せず、もっと上に行こうという意識で日々練習に励むことで、優勝という結果を出すことができた。ヴァンフォーレ甲府の印象はベテラン、若手、すべての選手がサッカーに対して本気。一人ひとりが活躍したいという気持ちの中で、勝負に対するこだわりがあり、自分も練習に参加してこういうところでサッカーをしたいと思った。

小柏剛選手(おがしわ・つよし)/北海道コンサドーレ札幌

プロの舞台で自分のスピードという特徴を生かして得点を量産して活躍することで、成長させてもらった明治大学に恩返しがしたい。ペトロヴィッチ監督が指導する攻撃的サッカーの質が高いと感じている。明治で積み上げてきた目の前の相手に負けない、個人で打開するところを出しながら、攻撃的サッカーを学んで、よりゴールが取れる選手になりたい。

住永翔(すみなが・かける)/AC長野パルセイロ

大学では、自分の特徴を磨くだけでなく、自分の課題と見つめ合い、栗田監督やスタッフ、仲間たちからアドバイスを受けたりしながら1日1日を積み重ねてきた。明大サッカー部の最後の大会となる「#atarimaeni CUP」では、最高の仲間たちと共に全国制覇したい。卒業後はプロサッカー選手としての自覚と責任を持ち、AC長野パルセイロの勝利に全力で貢献するとともに、クラブやサポーターの皆さまに愛され続ける選手になれるように頑張りたい。

早川友基選手(はやかわ・ともき)/鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズの印象は勝負強さと戦うというところ。毎週、映像で試合を見ているが、どんなところでも逆転する力、点を取る力、守り切る力がある。勝利から逆算して全員が1試合にかけてファイトしているのが印象的。入団後は自分の武器であるセービングや、左右から繰り出すフィードをアピールしていきたい。鹿島アントラーズは常勝軍団と言われているので、チームの強さに貢献して良い影響を与えたい。

常本佳吾選手(つねもと・けいご)/鹿島アントラーズ

今年のリーグ戦が大学サッカーで印象に残っていて、コロナ禍の中プレーできる環境を作り出してくれたすべての人に感謝している。「#atarimaeni CUP」でも明治大学で学んだ人間力や、「球際・運動量・切り替え」の三原則を発揮し、すべての人に感謝を伝えるプレーをしたい。鹿島アントラーズは常勝軍団という印象だが、9月から3か月間練習に帯同させてもらい、勝負へのこだわりはミニゲームの中でも感じた。強い個人、多い運動量、攻撃的なサイドバックとして自分の力を発揮して、チームの勝利に貢献したい。

佐藤瑶大選手(さとう・ようた)/ガンバ大阪

大学サッカーでは昨年の天皇杯で悔しい経験があったからこそ、それをばねにして昨年からタイトルを取ることができたと思っている。ガンバ大阪の印象は下からのビルドアップ能力が高く、チーム一人ひとりがストロングポイントを持っていて上手いという印象。自分の武器であるヘディングや、今、意識的に取り組んでいる声で人を動かすことをアピールしていきたい。屈強で日本代表歴のあるセンターバックの選手がいるのでスタメン争いが厳しいと思っているが、スタメンを勝ち取って日本代表までいきたい。

蓮川壮大選手(はすかわ・そうだい)/FC東京

自分のプレーの特徴は、身体能力を生かしたプレー。明治大学に入学して良かったと一番思う点は、高い意識、高い熱量、高いレベルの選手と日々練習に取り組めたこと。特に、ディフェンスラインの早川友基選手、常本佳吾選手、佐藤瑶大選手、須貝英大選手には1年生の時から多くの刺激や学びを得ることができた。栗田監督をはじめとするスタッフの方々の指導はもちろん、この同期と切磋琢磨できたことが、自分がFC東京に戻れた一番の要因だと思っている。1月からの「#atarimaeni CUP」では、必ず優勝して栗田監督と主将の須貝選手を必ず胴上げしたいと思っている。来季からのFC東京では、日本を代表する森重真人選手や渡辺剛選手もいるが、自分の力でポジションをつかみ取っていきたいと思っている。自分は守備の選手なので、試合に出た際は無失点で終われるように、東京の壁のような存在を目指して頑張っていく。

坂本亘基選手(さかもと・こうき)/ロアッソ熊本

ロアッソ熊本の印象は大木監督の下で展開される攻撃的なサッカー。そして平均年齢24歳のフレッシュなメンバーが揃っているので、自分も1シーズンを通してコンスタントに試合に出て、即戦力として活躍したい。自分のアピールポイントはドリブルや攻撃の起点となるプレー。それだけではなく、得点に直結するようなプレーもどんどん出して、チームの勝利に貢献したい。

力安祥伍選手(りきやす・しょうご)/ツエーゲン金沢

ツエーゲン金沢のサッカーは明治のサッカーと似ていると練習参加を通じてすごく感じた。前線からのハイプレスからショートカウンター。自分の特徴である守備、球際というアピールポイントを生かし、前線からボールを奪い取って、ゴールに直結するプレーが自分の中ではイメージできている。自分の運動量も生かしながら勝利に貢献していきたい。

持井響太選手(もちい・きょうた)/東京ヴェルディ

東京ヴェルディは歴史のあるチームで、チームのために戦っている選手がとても多いという印象。ディフェンスラインから細かなパスを繋いでいって、ゴールに飛び込むチームだと認識している。そこに加わって、サイドからの仕掛け、フィニッシュにかかわれるようなプレーでアピールしたい。また、自分の持ち味であるドリブルを生かして、チームの勝利に貢献していきたい。

佐藤凌我選手(さとう・りょうが)/東京ヴェルディ

東京ヴェルディは下からのビルドアップが上手く、ポゼッション率が高いので、ボール保持率が高く、攻守においてゲームを支配するチームだという印象。フォワードとしてはサイドからのクロスや、裏への抜け出しなど、いろんな形で得点が取れるチームだと思うので、自分も多くの形で得点を生み、明治で培った守備の部分も存分に発揮してチームの勝利に貢献したい。

狩土名禅(かるどな・ぜん)/ギラヴァンツ北九州

ギラヴァンツ北九州は地元愛が強くフレッシュな選手で構成されているチーム。非常にいいサッカーをするので、来年からそこでプレーできることを楽しみにしている。キープ力や得点力だけでなく、オールラウンドな選手を目指して頑張っていきたい。

また、本会見に続いて、一般社団法人明大サッカーマネジメント設立記者会見が開催されました。会見には、一般社団法人明大サッカーマネジメント代表理事兼体育会サッカー部総監督 吉見章氏、同社理事・西山春文副学長(スポーツ振興担当/商学部教授)、同社理事・体育会サッカー部 越川芳明部長(文学部教授)、同社理事・体育会サッカー部 栗田大輔監督、体育会サッカー部主将の須貝英大選手が登壇。一般社団法人明大サッカーマネジメントは、明治大学体育会サッカー部をサポートする組織で、明治大学体育会サッカー部が永続的に大学サッカー界をリードする存在となれるよう、部員の金銭的な負担軽減や環境面の向上等を目指すことを目的として設立されました。