体育会硬式野球部は5月23日、東京六大学野球春季リーグ立教大学3回戦に1-0で勝利し、6季ぶり通算41回目の優勝を果たしました。
優勝争いの直接対決となった立教大学戦。1勝1分で迎えた3回戦は、手に汗握る投手戦となりました。明大は3回表に1アウト満塁のピンチを迎えますが、先発投手の蒔田稔選手(商学部3年)がショートゴロのダブルプレーに抑え、先制点を許しません。
両チームともに無得点で迎えた延長11回裏、堀内祐我選手(文学部3年)、山田陸人選手(法学部4年)のヒットや四球でチャンスをつくると、蓑尾海斗選手(文学部4年)が放った打球はライトへのサヨナラ犠牲フライとなり、明大の勝利となりました。
試合後のインタビューで、田中武宏監督は、「東京六大学野球連盟や、各校関係者のご尽力があってリーグ戦を開催することができた。残り試合もあるが、4大学が春季リーグ戦を無事に終えることができたことを感謝しています」と謝辞を述べました。さらに、選手たちに対しては、「これからはもっと厳しくやっていくので覚悟してください」と監督なりのユーモアで激励の言葉をかけました。
主将の村松開人選手(情報コミュニケーション学部4年)は、「試合に出場している・いないということに関わらず、チーム全員でリーグ優勝に向かって頑張ってきたので、良い結果になってうれしく思う」と笑顔を見せました。
硬式野球部は、6月6日から始まる第71回全日本大学野球選手権大会に東京六大学野球連盟代表として出場します。
田中監督の胴上げ
サヨナラ犠牲フライを放った蓑尾選手
堀内選手がホームインし、サヨナラ勝利
10回無失点の好投を見せた蒔田選手