自民党総裁の岸田文雄内閣総理大臣が、6月19日、駿河台キャンパスの米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館で行われたマンガ家ら有識者との座談会出席のため来校し、出迎えた柳谷孝理事長と懇談を行いました。
岸田総理は、「柳谷理事長は、証券業界から転身されて、大学の収益安定化や女性理事の任用など、経営改革に取り組まれていると伺っています」とあいさつしました。
柳谷理事長は岸田総理を歓迎するとともに、2021年に創立140周年を迎えた本学の記念事業を紹介。さらに、現在、中国、インド、インドネシアなどの国では、学生人数が自国の収容定員を超えていて、優秀な学生ほど海外留学をする傾向にあることに言及したうえで、「明治大学は、コロナ禍前には留学生の送り出しの人数で全国の大学で2位となるなど、大六野耕作学長のもと、『世界に開かれた大学』としてグローバル化に力を入れています」と本学の取り組みを説明しました。
それを受けた岸田総理は、「大学の質という面から、(国外の大学との学生交流について)前向きに考えていくのは望ましいこと」と述べるなど、明治大学のこれからの教育・研究活動への期待を示しました。